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アイシンのBTテーブスHCと島田裕文AC兼通訳が退団へ…チームをWリーグプレミア残留に導く

アイシンから退団が発表されたBTテーブスHC [写真]=W LEAGUE
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 4月20日、アイシンウィングスは、BTテーブスヘッドコーチと島田裕文アシスタントコーチ兼通訳が2025-26シーズンをもって退団することをクラブの公式SNSを通じて発表した。

 カナダ出身のテーブス氏は、日本では2011年から兵庫ストークス(現神戸ストークス)の指揮を執り、Bリーグ初年度からはサンロッカーズ渋谷のヘッドコーチを務めるなど、国内男子リーグでも豊富な指導歴を持つ名将だ。Wリーグでは富士通レッドウェーブの指揮官として卓越した手腕を振るい、2023-24シーズンからリーグ連覇を達成。2年連続でコーチオブザイヤーを受賞するなど、確かな実績を残してきた。

 富士通を退団したのち、今シーズンからディレクターとしてアイシンへ加入した。開幕直後は同職としてチームを支えていたが、11月6日にクラブがスタッフの役職変更を発表。テーブス氏がヘッドコーチに就任し、それまで指揮を執っていた藤丸勇海氏がアシスタントコーチに回るという新体制へ移行し、名将が直接チームの指揮を執ることとなった。

 テーブス氏の下で再出発を切ったアイシンは、レギュラーシーズンを9勝19敗のプレミア7位という成績で終え、フューチャー2位の山梨クィーンビーズとの「Wリーグ ディビジョン入替戦2025-26」に回ることとなった。

 負ければフューチャーへ降格となるプレッシャーのなか、チームは1勝1敗で運命の第3戦に突入した。3月22日に行われたこの大一番で、アイシンは日本代表の渡嘉敷来夢が31得点11リバウンド5アシスト3ブロックと大黒柱の働きを見せ、76-62で山梨クィーンビーズを下した。この結果、対戦成績2勝1敗で激闘を制し、来シーズンのプレミア残留を決めていた。

 シーズン途中の監督交代や激しい残留争いという難しい舵取りを迫られたなか、見事にチームをトップリーグに踏みとどまらせたテーブス氏だったが、島田AC兼通訳とともにチームを去ることとなった。

 なお、アイシンは日本代表でも活躍する渡嘉敷をはじめ、岡本彩也花、野口さくらといった主力選手たちが相次いで自由契約選手リストに公示されている。指揮官やスタッフ陣の退団も重なり、来シーズンへ向けてどのようなチーム編成となるのか、その動向から目が離せない。

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