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「一番重要な場面では自分が」…世界大会を控えるU17女子日本代表・竹内みやの決意

メディア対応する竹内 [写真]=田島早苗
フリーライター

 7月11日〜19日の期間でチェコ・ブルノにて開催される「FIBA U17女子バスケットボールワールドカップ2026」。その大会に向けてU17女子日本代表が第3次強化合宿を行い、6月8日にはメディアデーを実施。練習の一部公開と鈴木良和ヘッドコーチと選手数名が取材に応じた。

「あと1カ月ちょっとでワールドカップ本番になるのですが、ここまで自分たちはいろいろな経験をしてきて、(その中で)いろいろな課題が出てきました。でも、その課題を一つ一つクリアすることができているので、ワールドカップに向けていい準備ができているのかなと思います」

 ハキハキとした口調で合宿での感想を語ったのはチームの中心を担う竹内みや(桜花学園高校)。チームは4月上旬に「第31回アルベルト・シュヴァイツァートーナメント」(ドイツ)に出場し、イタリア、ドイツ、セルビアと対戦(3戦全勝)したが、ここでの手応えを「他国のチームと比べたら日本は身長が小さいのですが、小さいなりにスピードで勝ったり、全員が足を動かせたり、ディフェンスでも相手を嫌がらせることができたと思います」と、竹内は言う。

 そのうえで、「自分たちはやれるという手応えを感じたので、ワールドカップでもディフェンスや速さを生かしたバスケットができるのではないかなと思います」と、来る決戦に向けて意気込んだ。

 ガードのポジションを務める竹内は、相模女子大学中学部(神奈川県)の下級生の頃から全国大会で活躍。その後、進学した桜花学園でも1年生から試合経験を積むと、2年生だった昨年はスターターとしてインターハイ優勝、ウインターカップ準優勝に貢献した。また、現在は最上級生として、夏の連覇、冬のリベンジに向けてチーム不沈のカギを握る存在である。

U17女子ワールドカップに向けた強化合宿を実施 [写真]=田島早苗

 日本代表では、昨年はU16女子日本代表のポイントゲッターとして「FIBA U16女子アジアカップ2025」(日本の成績は3位)に出場。得点、アシストで大会トップとなり、大会MVPも獲得した。

 そのU16女子アジアカップ、そして今春のドイツ遠征を経て「スピードのところは勝っていると思うので、スピードを生かしたドライブ。ドライブを(相手が)警戒してきたら空いている周りの選手へのアシストが増えるし、切っていく力は通用しているかなと思います」と、自身の強みも自信へとつなげている。

 むろん、U17女子ワールドカップでも活躍が期待されるところだが、アジアMVPで日本の攻撃の起点となる竹内にはマークも激しくなるだろう。だが竹内はそれを想定したうえで、「プレー面で引っ張っていけたらいいなと思っているので、チームが困っているときやクラッチタイムなど、一番重要な場面では自分がしっかり点を決め切りたいと思います」と、力強く語る。その口調からは、どんな状況でも自らが先頭に立ち、攻撃を仕掛けていく姿勢を崩さないという強い気概を感じさせた。

「日本代表として戦わせてもらうことは当たり前ではないので、国を背負って戦わせてもらっているという自覚と覚悟を持ってコートに入るようにしています。自分の目標が世界で通用する、活躍できる選手になること。今、世界の中でどのくらいの位置にいるのかという確認ができる機会だとも思っています。あまり海外の選手と対戦することはないのですが、気持ちの面で引けを取らずに、いろいろチャレンジしていきたいです」

 チームの目標はメダル獲得だが、「自分たちが目指さないといけないのは優勝。(個人的には)アメリカが決勝に勝ち上がると思っていて、アメリカはすごくうまくて強い選手がいるイメージ。アメリカと対戦するためにも決勝に行く、世界のトップチームとやれることを目標にしたいです」と、日本の絶対的エースは世界の頂点を見据えている。

文・写真=田島早苗

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