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日本代表合宿でも”一歩ずつ“…瀬川琉久「アジア競技大会で選ばれることを目指して」

練習後に取材対応した瀬川[写真]=バスケットボールキング
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 6月10日、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング22位)の第1次強化合宿が公開され、今年9月の「第20回アジア競技大会」メンバー候補にも名を連ねている瀬川琉久が取材に応じた。

 昨年1月にプロ入りした瀬川にとって、初めてフル参戦した今シーズンは、もがき苦しんだ1年だった。リーグ戦57試合の出場で、1試合平均11分32秒、4.2得点、1.2リバウンド、1.8アシストを記録したが、中盤戦以降はプレータイムが減少。短期間でインパクトを残した昨シーズンと比べれば“プロの壁”に直面した1年だった。

 それでも、最終盤には「ディフェンスからアグレッシブにやることによってオフェンスリズムも良くなってきますし。自分のことを理解できたかなという風に思っている」と、収穫もあった。コートで自分の強みを表現する術を模索し続け、「あとはどうやってコートで表現するか、自分が100パーセントを出せるかどうかというところ」と、苦しんだ経験も次につなげようとしている。

 今回の代表合宿は、若手が多数候補入りしているアジア競技大会のメンバー選考と、候補選手育成を目指すディベロップメントキャンプの側面がある。首脳陣は参加選手のなかからワールドカップ予選へのコールアップの可能性も示唆しているが、瀬川はあくまで目の前の競争に集中している。

「もちろんA代表に入ることが一番の目標ではあります。でも、段階も踏んでいかないといけないので。まずはアジア競技大会で選ばれることを目指してやっていますし、最終的には次のオリンピックに出場することが自分の目標でもあるので。そこまでに一歩一歩、自分の目の前の課題と向きやってやっていきたいなと思っています」

 練習では早くも首脳陣の体制変化の影響を感じているようで、「テンポ感がすごいというか…練習と練習の合間に休憩がない」と瀬川。ここで「トムさん(ホーバス前HC)の時は少し怒られるのを怖がるみたいな部分もあったんで…(笑)」とも語り、取材陣の笑いを誘った。

 ただ、ホーバス氏から受けた指摘も、若きガードのキャリアに生きている。当時の様子を聞いてみると、「ドリル練習でパスが緩かったり、ステップを踏んでいなかったりしたときに『一番若い選手がそんなことしてたらダメだろ』と、細かいことを怒られた。でも、本当にそうだなと思っていますし、今はドリルもゲームライクにするようになったので。本当にいい収穫だったかなと思います」と振り返った。

 千葉J入団時には、ロサンゼルスオリンピック出場、そしてその先のNBA入りという高い目標を掲げていた瀬川。時間は待ってくれないが、世代屈指のガードは壁にぶつかりながらも、一歩ずつ前へ進んでいる。

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