2026.06.20
6月20日、現役引退を発表した生原秀将に対し、同級生のスターから熱いメッセージが届いた。現在千葉ジェッツに所属する渡邊雄太が自身のInstagramストーリーズを更新。徳島県出身の生原と、香川県出身の渡邊。少年時代から切磋琢磨してきた盟友への想いを綴った。
渡邊は、生原の引退報告を引用する形で「小学生の時、徳島に同い年のすごい選手がいると聞いて、初めてプレーを見た時は度肝抜かれました」と第一印象を回顧。四国を拠点に活動していた学生時代を振り返り、「そこから高校卒業まで四国大会とかで何回も対戦し、何度も苦しめられ、でもその華麗なプレーに魅了されました。長いバスケキャリアお疲れ様」と、ライバルであり、憧れの対象でもあった生原を労った。
この投稿に対し、生原も自身のInstagramで反応。長年胸に秘めていた切実な想いを明かした。
「小学生の頃からの夢は雄太と一緒に戦うこと。それが叶わなかったのが唯一の悔いですね〜」
プロの舞台で同じユニフォームを着ることは叶わなかったが、生原にとって渡邊の存在は、キャリアを歩む上での大きな道標となっていたようだ。
また、生原は自身のX(旧Twitter)で、同じく惜別の言葉を贈った平尾充庸(茨城ロボッツ)に対しても返信を投稿。その中で、地元で過ごした苦しい時期を支えたのは、先に活躍し始めた仲間たちの存在だったと語っている。
「あっくん(平尾充庸)に憧れバスケにハマりました。地元でくすぶっている時に笠井康平、渡邊雄太が先に活躍していき、道を切り拓いてくれました。この3人がしてくれたように、僕も地元の後輩や誰かの基準になりたくて今日まで続けてきました。3人のおかげ!本当にありがとう!」
生原は筑波大学で日本一を経験し、Bリーグでも複数のクラブで司令塔として活躍。そのキャリアの背景には、常に同郷の仲間たちが示す「基準」があったことがうかがえる。
生原の引退報告には、渡邊や平尾といった同級生や先輩のほかにも、河村勇輝やジェイコブス晶、渡邉飛勇といった後輩たちからも数多くのメッセージが寄せられた。多くの後輩たちから慕われ、惜しまれつつコートを去るその光景は、生原自身もまた、次世代を担う選手たちにとっての「基準」となっていたことの証明と言えるだろう。
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