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B2信州の生原秀将が現役引退を決断…「過ごしたすべての街が、私にとって特別な場所です」

現役引退を決断した生原秀将[写真]=B.LEAGUE
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 6月20日、信州ブレイブウォリアーズは、生原秀将が2025-26シーズンをもって現役を引退することを発表した。

 徳島県出身で32歳の生原は、182センチ80キロのポイントガード。徳島市立高校から筑波大学へ進学し、インカレでは2年連続で優秀選手賞に選出される活躍を見せ、チームの連覇に貢献した。2016-17シーズンに栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)の特別指定選手としてBリーグデビューを果たすと、その後はシーホース三河横浜ビー・コルセアーズでもプレー。2022-23シーズンから信州に加入したが、度重なる脳震とうにも見舞われ、思うようにプレーできない時期もあった。

 信州での在籍4シーズン目となった今シーズンはB2リーグ戦37試合に出場し、1試合平均3.5得点、1.2リバウンド、2.0アシストを記録した。チームとしてレギュラーシーズンでは6シーズンぶり3回目となるB2東地区優勝を成し遂げ、プレーオフでも一回戦突破に貢献。Bリーグ開幕後はB2で2シーズン、B1で8シーズンにわたってプレーし、B1リーグ戦では通算262試合の出場で1150得点、443リバウンド、529アシストをマークした。

 現役引退という大きな決断を下した生原は、クラブを通じて以下のようにコメントを発表している。

「この度、プロとしてのキャリアを終えることを決断いたしました。引退することは、私にとってとても勇気のいる決断でした。まだ競技を続けたいという思いがある一方で、怪我と向き合い続けてきた心身は、すでに限界に達していると感じ、この決断に至りました。長い競技人生の大半は、怪我との戦いでもありました。長期離脱や度重なる故障に、心が擦り減るような思いをしたこともあります。しかし、その度に多くの方々の支えと熱意を受け、コートに戻ることができました。その経験は、私にたくさんの学びと気づきを与えてくれました。また、所属したそれぞれの街でかけがえのない出会いがあり、その土地や歴史に触れる中で、街そのものを好きになっていきました。過ごしたすべての街が、私にとって特別な場所です。アウェーで訪れたどの街も魅力にあふれていて、もっとたくさんの街を訪れてみたかったという思いもあります。また、多くの人とのご縁に恵まれました。そうした出会いや経験の積み重ねが、今の私を形づくってくれたと感じています。バスケットボールは、競技の枠を超えて私の世界を広げてくれました。そこで得た経験は、今も私の日常の中にあり、これからも人生の支えであり続けると思っています。これまで支えてくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました」

 また、信州の代表取締役社長である木戸康行氏も、クラブを通じて以下の通り敬意と感謝のコメントを寄せた。

「シュウへ、約10年間の現役生活、本当にお疲れさまでした。信州ブレイブウォリアーズで過ごしたラスト4シーズンは、決して平坦な道のりではなかったと思います。それでも決して下を向くことなく、常にチームを鼓舞し、仲間のために行動し、クラブの成長と発展に大きく貢献してくれたことに、心から敬意と感謝を表します。本当にありがとうございました。私が社長に就任した当初、チームとフロントがどう向き合い、一体感を築くべきか悩む中で、シュウは気さくに声をかけてくれて、クラブの課題や選手たちの思いを率直に聞かせてくれました。そのおかげで、多くのことを学ばせてもらいました。読書家で勉強熱心、そして周囲への気配りを忘れない姿勢は、クラブ全体に良い影響を与えてくれました。これから始まる新たな人生でも、シュウらしく、自分の信じる道を歩んでください。クラブを代表して感謝を伝えるとともに、これまで築いてきた縁を大切に、臨機応変に信州で積み重ねた経験を力に変えて、次のステージでも活躍されることを心より願っています。クラブとして、そして私個人として、シュウのこれからの人生を精一杯応援しています。ありがとうございました!」

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