2026.10.14
U18女子日本代表は、『FIBA U18女子アジアカップ2026』で2018年大会以来3大会ぶりの準優勝を果たした。キャプテンを務めた細澤幸生(大阪薫英女学院高校3年)は、優勝まであと一歩届かなかった悔しさとともに、次の世界大会に向けて見えた課題を語った。
日本はグループフェーズを3戦全勝で突破し、韓国との準決勝も80-43で快勝。10月10日に行われたオーストラリアとの決勝では、最大15点差を追い上げ、残り3.7秒に一時逆転したものの、残り0.9秒で再逆転を許し、82-83で惜敗した。
オーストラリアには、今年7月のU17ワールドカップ準々決勝でも64-70で敗れていた。再戦でも壁を越えられず、細澤は「今大会を終えて、目標としていたアジアチャンピオンになることができず、悔しい気持ちとともに、来年のU19ワールドカップで、優勝したいという気持ちが更に強くなりました」と振り返った。
細澤は今大会、全5試合に出場し、平均3.4得点5.4リバウンド2.2スティールを記録。リバウンドやディフェンスでチームを支えた一方、フィールドゴール成功率は29.6パーセント(27本中8本成功)と伸び悩み、3ポイントも6本すべて失敗。決勝でも7本のシュートを放ったが決められず、無得点に終わった。
細澤自身も得点力を課題として挙げ、「世界の『高さ』に勝つためには、それを上回る『技術力』や『シュート力』が必要ですが、今の自分には足りていないと感じました」とコメント。明確になった課題と向き合い、「世界の舞台で得点を決めてチームを勝利に導ける選手になれるよう、努力していきます」と、さらなる成長を誓った。
チームとしては、試合を重ねるごとに戦術の遂行力を高められたことを収穫に挙げた一方で、「あと一歩のところで勝ちきるためには、個人の技術力を更に高めるとともに、チームとしても勝負所での精度や遂行力、勝ち切るメンタリティを高めていく必要があると感じました」と、課題も口にした。
今大会で見つかった課題への答えを示す舞台は、来年に待っている。「この経験を無駄にはせず、敗戦の悔しさを絶対に忘れずに、来年のU19ワールドカップで優勝するという強い覚悟を持って、これからの一年間を過ごしていきたいです」。アジアの頂点には届かなかったが、世界の頂点へ向かうために必要なものは、以前よりもはっきりと見えている。
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