Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎氏がパーソナリティを務めるラジオ番組「三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE」。この番組の人気コーナー『Bスポーツ』では、日本で行われるスポーツイベントの応援もかねていろんなジャンルのスポーツニュースを取り上げているのをご存じだろうか。12月20日から4回にわたり、「日本バスケット界のキーマンにバスケの魅力を語ってもらおう!」ということで、川崎ブレイブサンダースの篠山竜青選手、JX-ENEOSサンフラワーズの渡嘉敷来夢選手をゲストに収録が行われた(実は、バスケットボールキング編集長もその中の加わっている)。どの回も非常に盛り上がったのだが、残念ながら時間の関係上、カットされてしまった個所もある。そこでバスケットボールキングで『Bスポーツ』のノーカット版をお届けすることになった。早速1回目をお届けしよう!
京都府立向陽高校時代、バスケ部キャプテンを務めており、中高と6年間バスケをやっていましたので、バスケットボール界の盛り上げに貢献したかった! こんな形で貢献できることになって非常にうれしく思っています。
そしてこの『Bスポーツ』のコーナーでは、Bリーグ、そして全日本バスケットボール選手権大会を盛り上げるためにこんなミニコーナーをお送りします。題して!「日本バスケット界のキーマンにバスケの魅力を語ってもらおう!」。今週から4週に渡って日本バスケット界の関係者、そして選手に登場してもらい、バスケ、そして全日本バスケットボール選手権大会の魅力を話してもらおうと思います。
早速、1週目のゲストを紹介します! 日本を代表するバスケットボールネットメディア「バスケットボールキング」編集長の入江美紀雄さんです!
入江 こんばんは! よろしくお願いします。
山下 よろしくお願いします。バスケットボールキングといえば、バスケをやっている学生ならみんな知っていると思います。さて、早速ですが、スラムダンクで一番好きなキャラクターは誰ですか?
入江(赤木)晴子ちゃんです。
山下 (爆笑)
入江 これにはちゃんと理由があるんですよ。(桜木)花道がバスケを始めるきっかけを作ってくれた人物であることと、そして自分が年齢を重ねて、あのように気がきく娘さんが欲しいなと思うようになったのからなんです。プレーヤーでは三井寿ですけど。
山下 ではそんな春子好きの入江さんに色々お話を伺っていこうと思います。よろしくお願いします。
入江 よろしくお願いします。
山下 まず先ほどドロワーを務めさせていただいた全日本バスケットボール選手権大会ですが、この大会は毎年開催されていると聞いています。簡単にどのような大会なのか教えてください。
入江 第1回大会が開催されたのは大正10年。ですから大正、昭和、平成そして今年令和と4つの時代を彩ってきた日本で行われる最も歴史の長い大会です。大会名の「天皇杯」「皇后杯」が示すとおり、宮内庁からトロフィーが下賜されていますので、非常に権威のある大会と言えます。
山下 大会の見どころなどを教えてください。
入江 ファイナルラウンドに出場する男女トップリーグのチームは、普段総当たりのリーグ戦で行われていますが、この大会は一発勝負のトーナメント方式なのです。チームによってはトーナメント戦に強かったり、逆にリーグ戦を得意だったりするので、どこが勝ち上がるのか正直わかりにくい、ある意味メディア泣かせの大会でもあるのかなと思います。
山下 なるほど! 注目のチームはどこですか?
入江 男子では大会4連覇を目指していた千葉ジェッツが二次ラウンドで負けてしまったので、余計に予想が難しいのですが、その中でBリーグ2連覇中のアルバルク東京、そして今シーズン好調の川崎ブレイブサンダースに注目しています。そしてもう1チーム、台風の目になるのではないかと予想しているのがサンロッカーズ渋谷です。この3チームを挙げましたが、ここまで来たらどこが優勝してもおかしくないとも思っています。
また女子では今大会6連覇中であり、Wリーグでは12連覇を目指しているJX-ENEOSが優勝候補の筆頭です。女子バスケ界の女王に対して、どのチームがストップをかけるのかが注目です。
山下 注目の選手はいらっしゃいますか?
入江 FIBAワールドカップが今夏、中国で開催されたのはご存知ですか?
山下 はい、知っています。
入江 男子日本代表は5連敗で世界の壁に跳ね返された結果となったのですが、来年東京オリンピックもありますし、今シーズンは日本代表組の気合の入り方が違います。ということもあり、アルバルク東京の田中大貴選手、竹内譲次選手、宇都宮ブレックスの竹内公輔選手を注目したいと思っています。
山下 竹内兄弟は確か僕より学年が1つ上で、京都の…
入江 はい。洛南高校出身です。
山下 ですよね?! 僕も京都出身なので実際に試合を見に行ったことがあります。
入江 試合もされましたか?
山下 やったわけじゃないです。やってもコテンパンにされちゃったと思います(笑)。
入江 当時から有名な双子の兄弟でした。
山下 確かお兄さんが卓球部に入っていて…
入江 詳しいですね。そうです。
山下 ですよね。でもその後、バスケ部に入ったらいきなりレギュラーに。
入江 そして洛南高校進んで、1年生の時から全国の大会で活躍しました。
山下 ゴール下にあの2人がいたら勝てないなというのはすぐわかりましたね。
入江 確かにそうですね(笑)。
入江 2人ともメディアの立場から言うととてもありがたい存在なんです。というのも取材の際のコメントがいいんです。そのまま記事にできるくらいキャッチーなコメントを発信してくれます。メディアの立場からするととても貴重な存在ですね。
まあそれは置いておいて、篠山選手というと日本代表でも川崎でもキャプテンを務めていて、男気、そしてキャプテンシーがとてもある選手です。渡嘉敷選手は一昨年までアメリカのWNBAでもプレーしていました。世界的にも注目を集める選手で、190センチ以上の身長にもかかわらず、運動能力がとても高いのです。
山下 (日本テレビの)ZIPでも特集させていただきました。
入江 はい。プレーではその機動力の高さにも注目していただきたいと思います。
山下 わかりました。最後にこのBスポーツというコーナーは各スポーツのB級ニュースを紹介するコーナーでもあるんですけれど、何かバスケット界にもB級ニュースはありますでしょうか?
入江 バスケットボールはサッカーや野球と違って、いつどこで始まったのか、発祥がはっきりわかっているスポーツです。というのもアメリカのマサチューセッツ州スプリングフィールドにある国際YMCAトレーニングスクールで教鞭を取っていたジェームズ・ネイ・スミスさんという方が考案されたスポーツだからなんです。
山下 そんなことまでわかっているんですね。
入江 1891年の12月21日が初めてバスケットボールの試合が行われた日なんです。その初めてバスケットボールをプレーした人たちの中に日本人がいました。石川源三郎さんという方なんですが、バスケットボールに関しては日本にもとても縁があるとも言えるのです。
山下 なるほど、歴史と場所と全てわかっている、これは素晴らしいB級ニュースです。ということでお時間の都合で今夜はここまでとなります! バスケットボールキング編集長の入江美紀雄さんにお話を伺いました。ありがとうございました!
入江 ありがとうございました。
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※第1週目応募締切:2019年12月20日(金)23:59 https://t.co/paRF6bq9s0#天皇杯 #皇后杯 pic.twitter.com/avihMVAIsZ— 日本バスケットボール協会(JBA) (@JAPANBASKETBALL) December 17, 2019