2023.10.09
9月23日、ノーリツアリーナ和歌山で「第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」2次ラウンドが開催され、ファイティングイーグルス名古屋が今シーズンB1昇格の佐賀バルーナーズと激突した。
先発の川嶋勇人を起点に試合を組み立てていくFE名古屋は、中外とバランスの取れた佐賀のオフェンスに後れを取り、最初の10分間は14-25と11点のビハインドに。第2クォーターではテンポ良く3ポイントシュートを沈められ、鍵冨太雅の長距離砲やセカンドチャンスから得点を返すも、33-49とさらに点差を広げられて試合を折り返した。
苦しかった前半とは一転、第3クォーターはFE名古屋のオフェンスが火を噴く。佐土原遼が連携から3点弾を2本沈めると、中盤からはベテランガードの笹山貴哉がアシストや得点で流れを引き寄せ、残り3分を切ったところで1ケタ点差まで詰め寄る。最後は笹山がブザービーターの長距離砲を沈め、62-62と同点に追いついて最後のクォーターへ。
第4クォーターは互いに点を決め合う大接戦になり、残り5分を切って70-70と点差が生まれず。直後、佐賀にゴール下や3点弾で5点をリードされたものの、FE名古屋はアーロン・ヘンリーとジェレミー・ジョーンズがスコアに成功。残り25秒に佐土原が値千金の3ポイントシュートを決めると、最後は時間を使い最終スコア80-77で白星をつかんだ。
第2クォーターの最大18点差から逆転勝利したFE名古屋は、16得点を挙げたジョーンズを含む計5名が2ケタ得点をマーク。一方、悔しい逆転負けを喫した佐賀はレイナルド・ガルシアが19得点4リバウンド7アシスト、角田太輝が12得点5リバウンド3アシストを記録している。
■「第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」2次ラウンド
ファイティングイーグルス名古屋 80-77 佐賀バルーナーズ
FE名古屋|14|19|29|18|=80
佐賀|25|24|13|15|=77
2023.10.09
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