2023.08.21

宮崎恭行が地元・三重で現役復帰…アドバイザリーコーチも兼務「葛藤はありました」

三重での現役復帰を表明した宮﨑恭行[写真]=B.LEAGUE
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 8月21日、ファイティングイーグルス名古屋は、2022-23シーズン限りで現役引退を発表した宮崎恭行が現役に復帰し、B3のヴィアティン三重にて選手兼アドバイザリーコーチとして契約締結したことを発表した。

 三重県出身で現在37歳の宮崎は、170センチ68キロのポイントガード。名古屋大谷高校を卒業し、2004年にアイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城に入団。その後、2006年からFE名古屋へ移籍すると、以来17シーズンにわたって同クラブ一筋でプレーした。2021-22シーズンにはキャプテンとしてB1昇格に貢献するなどの功績をクラブに残し、“Mr.ファイティングイーグルス”と称されている。

 現役引退から3カ月あまりでの復帰表明となった宮崎。三重の公式HPにて発表したコメントでは「中西ゼネラルマネージャーより現役復帰し、もう一度プレーヤーとしてコートに立つ話を頂きました。いろいろと葛藤はありましたが、まだプレーしたいという気持ちもありましたし、もし現役復帰しプレーするのであれば生まれ故郷であるここヴィアティン三重しかないという思いがありました」とその経緯を明かした。

 また、新たな役職となるアドバイザリーコーチについては「将来はBリーグのコーチになりたいという夢があります。選手だけでなく同時にコーチとしてのキャリアをスタートさせて頂ける事に感謝し、復帰を決断しました」とし、次なる目標への一歩が踏み出せる環境も現役復帰を後押しした一因であるとした。

 なお、文末では「地元ヴィアティン三重を盛り上げ、『子どもたちを笑顔に、地域とともに夢と感動を』たくさんの人にバスケットボールを楽しんで頂き、夢や感動を与えられるようプレーしたいと思います。応援よろしくお願いします」とファンに向けてメッセージを寄せている。

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