2019.04.12

今季対戦成績は2勝2敗の五分、京都ハンナリーズは岡田優介の出来が勝敗を分ける

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京都ハンナリーズvsライジングゼファー福岡(@ハンナリーズアリーナ)
第1戦:4月13日18時5分、第2戦:4月14日14時5分

 レギュラーシーズンは残すところ4試合。現在西地区3位、ワイルドカード2位の京都ハンナリーズは、今節ライジングゼファー福岡をホームに迎え撃つ。

 滋賀レイクスターズと対戦した前節は、延長戦の末に敗れた京都。前半からアレン・ダーラム高橋耕陽に攻めこまれ、追いかける展開に。第3クォーターはジュリアン・マブンガデイヴィッド・サイモンの両雄が得点を伸ばし、相手を15点に抑えて反撃。第4クォーター残り39秒で4点ビハインドとされたが、そこから伊藤達哉のジャンプショット、晴山ケビンのフリースローで同点に追いついた。しかし、オーバータイムでは2本の3ポイントを決められ、2点届かなかった。

 一方、B1残留を目指していた福岡は、試合前日に発表された来季のBリーグクラブライセンスの第2回判定結果でB1ライセンスが交付されず、突如残留の夢が絶たれた中で大阪エヴェッサとの試合に臨んだ。試合は立ちあがりで0-8と先手を取られると、最後まで大阪を捕まえることができずに9点差で敗戦。これで11連敗となったが、3ポイント成功率は18本中9本成功の50パーセント、ターンオーバーをわずか4つに抑えたことは評価できるだろう。

 今節はレギュラーシーズンのホーム最終戦となる京都。1年間公式試合出場権はく奪処分が11日に解除された永吉佑也が出場するかは不透明だが、是が非でも連勝を収めたい。しかし、前節終了時点で「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」出場権内にはいるものの、3連敗中と足踏みが続いている。中でも岡田優介が3試合でわずか1得点しか取れていないのが気がかりであり、残り試合は岡田の活躍が勝敗を大きく左右するかもしれない。

 相手とのモチベーションに差があることは否めない福岡だが、京都との今シーズンの対戦成績は2勝2敗と決して苦手な相手ではない。まずは目の前の試合にフォーカスを当て、選手とスタッフが一丸となってファンへ勝利を届けてほしい。

■ロースター
・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬
鶴田美勇士
岡田優介
玉木祥護
岸田篤生
シャキール・モリス
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
永吉佑也
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン
片岡大晴

・福岡(ヘッドコーチ:ボブ・ナッシュ)
遥天翼
山下泰弘
小林大祐
薦田拓也
波多野和也
エリック・ジェイコブセン
津山尚大
青木ブレイク
石谷聡
城宝匡史
加納誠也
ベンジャミン・ローソン
マーカス・ブレイクリー
鈴木龍雄

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