2019.04.12

連勝必須の両チーム、横浜ビー・コルセアーズはいいディフェンスを継続できるか

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横浜ビー・コルセアーズvs富山グラウジーズ(@横浜文化体育館)
第1戦:4月12日19時5分、第2戦:4月13日14時5分

 1試合限りの前節、「B1 残留プレーオフ 2018-19」出場圏内の横浜ビー・コルセアーズシーホース三河と2節ぶりに顔を合わせた。接戦となった第1クォーターで3点のリードを奪ったものの、インサイドから攻めこまれた第2クォーターでアーサー・スティーブンソンブランドン・コストナーがともに2ファウル。25失点で試合をひっくり返され、後半は第4クォーター残り1分6秒に5点差まで迫るのが精一杯だった。

 9連敗中の横浜に挑むのは、28勝28敗でワイルドカード4位につける富山グラウジーズ。中地区首位に立つ新潟アルビレックスBBとの前節は、相手ディフェンスに苦しんだ後半でわずか26得点しか奪えず、最終スコア61-79で敗戦を喫した。宇都直輝がフィールドゴール8本すべて外して3得点に終わり、船生誠也に至っては1本しかシュートを打てず無得点。順位こそ変わらなかったものの、今季1勝5敗と負け越すシーホース三河に1ゲーム差をつけられた。

 残留プレーオフ回避に向けて秋田ノーザンハピネッツと争っている横浜。現時点では1ゲーム差だが、星を分け合った直接対決での得失点差で上回っているため、勝率で並ぶことができれば残留が決まる。富山撃破のカギはいいディフェンスを継続できるかということ。直近9試合での平均失点は89.7点とかさんでおり、前節も第1クォーターこそ19点に抑えたもののその後の30分間で崩されている。ジョシュア・スミスレオ・ライオンズの両外国籍選手に加え、水戸健史大塚裕土といったシューター陣にも注意が必要だ。

 また、富山も「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」進出のために連勝必須。最終節まで望みをつなげるためにも、下位チームからの取りこぼしは許されない。

■ロースター
・横浜(ヘッドコーチ:トーマス・ウィスマン)
細谷将司
川村卓也
高島一貴
湊谷安玲久司朱
中村太地
橋本尚明
ハンター・コート
田渡凌
竹田謙
エドワード・モリス
小原翼
アーサー・スティーブンソン
ブランドン・コストナー

・富山(ヘッドコーチ:ドナルド・ベック)
レオ・ライオンズ
アラン・ハーンドン
船生誠也
阿部友和
山田大治
水戸健史
宇都直輝
比留木謙司
大塚裕土
葛原大智
青野文彦
ジョシュア・スミス
前田悟
松山駿

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