2020.12.11

ホームで勝ち星が挙げられない滋賀レイクスターズ、強豪・宇都宮ブレックスを倒して流れを変えたい

滋賀レイクスターズvs宇都宮ブレックス(@ウカルちゃんアリーナ)
第1戦:12月12日17時5分 第2戦:12月13日14時5分

 滋賀レイクスターズが今シーズン2度目の3連敗。前節の大阪エヴェッサ戦は第1クォーターの28-30というハイスコアな滑りだしから徐々に後れを取り、第4クォーターで巻き返したものの5点及ばず、101失点での敗戦となった。96得点を挙げ、ターンオーバーも7個にとどめたオフェンスは上出来だったが、内外ともに攻略されたディフェンスが反省材料。現在リーグで5番目に多い失点数の改善は必須だ。

 前々節の時点で千葉ジェッツに勝率で並ばれてしまった宇都宮ブレックスだが、前節はリーグ2位の得点力を誇る富山グラウジーズをリーグ最少失点のディフェンスでわずか63点に封じた上、攻めてはリーグ5位の得点力が冴え、今シーズン初の100点ゲームを演じてみせた。1ケタ得点が4試合続いていたLJ・ピークが今シーズン最多の20得点を叩きだし、遠藤祐亮も9試合ぶりの2ケタ得点。チーム全体で32アシストと、オフェンス面も上々だった。試合中に負傷してしまった比江島慎の状態だけが気がかりだ。

 現在7勝12敗で“借金”が5に増え、滋賀は早く歯止めをかけておきたい局面。加えて、今シーズンはアウェーで5勝3敗と勝ち越していながらホームで2勝9敗と勝てておらず、強豪を撃破して流れを変えたいところだ。宇都宮に対する試合展開としては、ハイスコアゲームが最も現実的だろう。その中心はやはりジョーダン・ハミルトンだが、狩俣昌也晴山ケビン村上駿斗といった日本人選手の得点が伸びれば勝機が見えてくるはずだ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
ジョナサン・オクテウス
村上駿斗
狩俣昌也
ジョーダン・ハミルトン
晴山ケビン
今川友哲
アンガス・ブラント
谷口光貴
伊藤大司
頓宮裕人
前田怜緒

・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
LJ・ピーク
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
渡邉裕規
鵤誠司
ライアン・ロシター
喜多川修平
ジョシュ・スコット

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