レバンガ北海道はシーホース三河の強力なオフェンスを止められるか⁉　柏木vs橋本のマッチアップも注目

大橋裕之

フリーライター

シーホース三河

2020.12.19 14:05 T.O.
試合終了
ウィングアリーナ刈谷

レバンガ北海道

■シーホース三河 vs レバンガ北海道（＠ウィングアリーナ刈谷）
第1戦：12月19日14時5分　第2戦：12月20日14時5分

　好対照な結果が続くチーム同士の対戦だ。8連勝と波に乗るシーホース三河のホームへ、6連敗中のレバンガ北海道が乗り込む。敵地で一矢報いることができるか。

　好調な三河の原動力が、12月から先発起用が続く198センチの司令塔、カイル・コリンズワースだ。リバウンドからのボール運びやポストアップからのアシスト、さらに局面を打開する1対1など、攻守にわたって存在感を増している。前節の新潟アルビレックスBB戦では14得点12リバウンド12アシストのトリプルダブルも記録したほどだ。またシェーン・ウィティングトンも味方と息のあったプレーを披露しており、バイウィーク中に新戦力がチームにより一層、なじんだことを感じさせる。

　一方、北海道は6戦勝ち星なし。ゾーンディフェンスをひとつの武器として、終盤まで粘り強く戦った試合もあるが、ニック・メイヨの欠場が響いている。6戦のうち4戦は彼不在であり、ジョーダン・テイラーやジャワッド・ウィリアムズらにその負担がのしかかる。好守を見せても、ここぞの場面で1本が決まらず、前節は三遠ネオフェニックスとの第2戦で勝利の可能性もあったが第4クウォーターにリードを守れなかった。橋本竜馬を中心に今が踏ん張りどころだ。

　今節は北海道が三河の強力なオフェンスをストップできるか。メイヨの復帰も待たれるが、彼が帰ってきたとしても相手はリーグベスト3に入る攻撃力があるだけに、1クウォーターからペースを落としてロースコアゲームに持ち込みたい。また橋本にとっては古巣との対戦。さらには師匠と呼べるであろう柏木真介とのマッチアップが待っている。

文＝大橋裕之

■ロスター
・三河（ヘッドコーチ：鈴木貴美一）
川村卓也
 柏木真介
 カイル・コリンズワース
 長野誠史
 高橋耕陽
 熊谷航
 金丸晃輔
 根來新之助
 シェーン・ウィティングトン
 加藤寿一
 シェーファーアヴィ幸樹
 ダバンテ・ガードナー