2021.04.29

横浜にウォッシュバーンが凱旋、竹田謙は最後のホーム2連戦で主役になれるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

横浜ビー・コルセアーズ vs 新潟アルビレックスBB(@横浜武道館)
第1戦:4月30日19時5分 第2戦:5月1日15時5分

 今節、横浜ビー・コルセアーズは横浜武道館でのホーム最終節を迎える。相手は今シーズンの東地区でともに苦しんだ新潟アルビレックスBB。開幕節で対戦した際は、1勝1敗で星を分け合っている相手だ。

 前節の新潟はホームに富山グラウジースを迎えての2連戦。初戦は合計23個のターンオーバーを犯したものの、インサイドで優位に立って富山に26本差をつける48リバウンドを記録。アレン・ダーラムが21得点13リバウンド、ジェイソン・ウォッシュバーンが24得点12リバウンドを挙げて2点差で競り勝った。しかし、ジョシュア・スミスが4試合ぶりに復帰した第2戦は、反対にゴール下で主導権を握られ83-104で敗戦。ジュリアン・マブンガにはトリプルダブルの活躍を許した。

 現在チームのスコアリーダーであるウォッシュバーンは、横浜に計3シーズン在籍した過去があり、今シーズンの開幕節ではまだ新潟に加入していなかった。富山との2連戦で50得点を稼いだ背番号42が、古巣戦でもチームを勝利へ導けるか。

 約1週間ぶりの試合となる新潟に対し、横浜は水曜ゲームを挟んでの第36節。横浜にも再び古巣との対戦となる森井健太がいるが、今節の注目選手はやはり竹田謙だろう。

 Bリーグ初年度に横浜で現役復帰を果たし、今シーズン限りで自身2度目の引退を決断した42歳が最後のホーム2連戦でどんなプレーを見せてくれるのか。また、同じくホーム最終戦となるカイル・ミリングヘッドコーチが竹田をスタメン起用するかにも注目。チームとしては本拠地連勝で、2人を送り出したい。

文=小沼克年

■ロスター
・横浜(ヘッドコーチ:カイル・ミリング)
パトリック・アウダ
ケドリック・ストックマン・ジュニア
ロバート・カーター
レジナルド・ベクトン
森川正明
アキ・チェンバース
森井健太
秋山皓太
竹田謙
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将
小原翼

・新潟(ヘッドコーチ:福田将吾)
星野曹樹
大矢孝太朗
アレン・ダーラム
五十嵐圭
柏倉哲平
石井峻平 ※インジュアリーリスト
西田優大
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
水野幹太
池田雄一
林翔太郎
ジェイソン・ウォッシュバーン

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