2021.04.28

川崎のビッグラインナップがA東京を圧倒…ファジーカスが34得点の大爆発

ファジーカスは4本の3ポイントを含む34得点をマーク [写真]=B.LEAGUE
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 4月28日、B1リーグ第30節(3月31日中止の代替試合)、川崎ブレイブサンダースアルバルク東京が対戦。川崎はこの試合からマティアス・カルファニが復帰したのと対照的に、A東京は竹内譲次が前節の秋田ノーザンハピネッツ戦で負った左手のケガのためロスターから外れるという苦しい布陣を強いられた。

 スターターにニック・ファジーカスパブロ・アギラールジョーダン・ヒースの3人を起用するビッグラインナップを敷いた川崎がティップオフ直後からA東京を高さで苦しめる。そのファジーカスは第1クォーターだけで13得点を挙げるパフォーマンスを見せチームをけん引。

 第2クォーター、A東京はケビン・ジョーンズが積極的にリングにアタックする。しかし、この試合、絶好調のファジーカスは前半だけで20点をマーク。川崎はさらにベンチメンバーも全員コートに入りタイムシェアして、主導権を渡さない。前半は43−30とリードを奪って折り返した。

 挽回を図りたいA東京は田中大貴を第3クォーターの最初から起用。しかし、後半に入ってもこの日のファジーカスは止まらない。このクォーターだけで3ポイントシュートを2本を含む14得点をゲット。さらに長谷川技の3ポイントを決めると、リードを20点まで広げた。

 最後の10分間、A東京はデション・トーマス、ジョーンズがシュートを決めるが逆転には至らない。結局、川崎が92−72で勝利。連勝を5に伸ばした。

 川崎はファジーカスは34得点8リバウンドと大車輪の活躍。ヒースが16得点8リバンド、大塚裕土がベンチスタートながら3ポイントを4本決め、12得点を挙げた。

 一方のA東京はトーマス、ジョーンズがともに20得点を挙げるも川崎の攻撃を止めることができず敗退。CS進出はさらに厳しい状況となった。

■試合結果
川崎ブレイブサンダース 92-72 アルバルク東京(@とどろきアリーナ)
川崎|21|22|27|22|=92
A東京|15|15|20|22|=72

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