2021.05.23

CSセミファイナル敗退も、川崎・藤井「最後まで戦い抜いて、最高のチームでした」

「最高のチームでした」と感謝を述べた藤井[写真提供]=KAWASAKI BRAVE THUNDERS
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 5月22日、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」のセミファイナルGAME2が行われ、川崎ブレイブサンダースはアウェーで宇都宮ブレックスと対戦した。GAME1で敗北を喫した川崎は、宇都宮の後手を踏みつつも40-42と食らいついて試合を折り返したが、後半からギアを上げた相手の猛攻を食らい、突き放される展開に。96-78と大差でGAME2を落とし、チャンピオンシップセミファイナルで敗退することとなった。

 クラブの広報を通じてコメントを発信した川崎の藤井祐眞は「昨日の試合は入りのところでやられてしまって、最後追い上げても勝ちきれなかった」と分析していたものの「気持ちを切り替えて臨みましたが、我慢して我慢して、という状況で最後時間がなくなってきて、プレッシャーをかけましたが、相手もいろいろな経験をしているチームなので裏を取られてしまった」と悔しさを吐露。

 今シーズンを振り返って、「シーズン中にチームとしてもどんどん成長していて、優勝できると思っていたので本当に悔しいです」と正直な思いをコメント。さらに、「シーズン終盤に宇都宮さん、千葉さんに連勝して、本当に優勝できると思っていましたが、やはり宇都宮さんのホームでは応援のレベルが違いました」と、チャンピオンシップの雰囲気の難しさを語った。

 チャンピオンシップセミファイナル敗退となったものの「ニック(・ファジーカス)がオールコートでディフェンスしていたように、選手一人一人が全員頑張っていたと思います」とチームメイトを称えた。

 最後には「いろいろなことがありましたけど、乗り越えて最後まで戦い抜いて、最高のチームでした」とチームへの感謝をコメントした。

 セミファイナルで連敗を喫し、志半ばで敗退となった川崎。インタビューに応じた藤井を筆頭に、苦い経験を糧により一層結束を強め、来シーズンは大きく飛躍してくれることを期待したい。 

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