2021.06.08
5月23日に「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」のセミファイナル第2戦が行われ、千葉ジェッツは78-84で琉球ゴールデンキングスに敗れ、シリーズ1勝1敗のタイとなった。
第1戦に勝利し、勢いに乗る千葉だったが、試合開始から3分で0-14と大きなランを作られてしまう。それでも、立て直した千葉は徐々に点差を詰め、第3クォーターには逆転に成功する。さらに、第4クォーター残り6分の時点では8点リードとファイナル進出が目前となっていた。
しかし、そこから琉球の猛反撃を受け、残り1分30秒に逆転を許してしまう。残り44秒には富樫勇樹の得点で一時リードするも、直後にバスケットカウントを琉球に与えてしまい、そのまま大きな白星を逃した。
試合後にメディア対応したシャノン・ショーターは「典型的なチャンピオンシップゲームになったかなと思います。試合が0-14から始まったので、うちのチームはもっといいスタートが切れるように準備をしていかなければいけないです。終盤はもう少しいい判断が、みんなできたのではないかなと思います。ディフェンスやリバウンドのところがしっかりできていなかったので、そこをフォーカスしていきたいです」と悔しい敗戦を振り返った。
それでも「劣勢から始まったにもかかわらず、カムバックして戦ったことは良かったと思います。40分間エナジーを注ぎ続けることは大変なのですが、それが明日は必要になります」とすでに第3戦へと気持ちを切り替えているようだ。
「今は自分自身についてイライラしている部分はあります」と語ったショーター。試合開始直後のつまずきで同じくフラストレーションを溜めていた富樫とは「言い訳をせずに、もっとハードにやっていこう」と言葉を交わし、その後のカムバックにつながったと語った。
ショーターは第3戦への意気込みを以下のように語った。
「勝つためにはなんでもやる気持ちでいきます。もちろん、そこには犠牲が伴うこともあると思います。時には慣れていないことをしなければいけないこともあると思いますが、やるべきことをすべてやって、勝つのみです」
ファイナル進出をかけた、千葉と琉球のエナジー全開の試合に注目だ。
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