2021.10.02

「まだ1/60試合ですが、非常に大きな1試合だった」…新潟との激戦を振り返る鈴木達也

チーム最多のアシストで勝利に貢献した鈴木[写真]=B.LEAGUE
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 10月2日、B1リーグ第1節 新潟アルビレックスBBvs京都ハンナリーズの第1戦が行われた。アウェーで開幕戦を迎えた京都は、新潟と終盤まで競り合う激戦を演じ、最終スコア85-81で勝利を収めた。試合後、京都の鈴木達也がクラブ公式HPを通してコメントを発表し、試合を振り返った。

 今夏、三遠ネオフェニックスから京都に移籍した鈴木。この試合ではスターターに名を連ね、7得点に加えてチーム最多の8アシストを記録した。この結果、鈴木はトップリーグ個人通算2000アシストを達成した。

「夏に選手のコンディション不良や外国籍選手の合流遅れなどいろいろなことがあって、プレシーズンマッチもできなかったのですが、そのなかでもチームは一つの方向を向いていました」と、開幕前を振り返った鈴木。決して最高の準備ができていたわけではないとしつつも、「みんなが最善の準備をしてきたので、そこが結果につながったと思います」と勝利を喜んだ。

 この試合は序盤こそ優位に進めるも、第2クォーターでは劣勢を強いられ、41-50と9点ビハインドで前半を終えた。それでも後半に巻き返して再逆転に成功したことについて鈴木は、「本当に自分たちが小川(伸也)HCのやりたいバスケを遂行できた結果だと思います」と話し、就任2年目の指揮官のもとでチームが一丸となったことで得られた勝利であることを強調した。

「まだ1/60試合ですが、僕たちにとっては非常に大きな1試合だったと感じています」と開幕戦白星への手応えを綴ってコメントを締めた鈴木。彼のような新戦力の活躍はもちろん、若手の細川一輝が18得点と躍動したこともあって、京都のファン・ブースターにとっては気持ちの良い開幕となったことだろう。

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