2021.10.02

連敗スタートも前を向くロシター「我慢をしながら戦っていくことが必要」

今季からA東京でプレーするロシター[写真]=B.LEAGUE
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 10月2日、B1リーグ第1節 琉球ゴールデンキングスvsアルバルク東京の第2戦が行われた。第1戦を落としたA東京はシーズン初勝利を目指してこの試合に臨んだが、最終クォーターで琉球に逆転を許し、75-82で敗戦。開幕2連敗を喫することとなった。試合後、ライアン・ロシターはクラブ公式HPを通してコメントを発表し、試合を振り返った。

 第1戦では、Bリーグで出場した試合では自身初となる0得点に抑え込まれたロシター。第2戦では11得点9リバウンド2アシスト3スティールと万能な活躍を見せたが、チームに勝利をもたらすことはできず、本人も「開幕2連敗という厳しい結果になってしまいました」と悔しさをにじませた。

 その一方で「チームケミストリーや連携を高めていくにはまだまだ時間がかかると感じていて、チームメートを信頼し、我慢をしながら戦っていくことが必要だと思っています」と冷静に分析。大型補強によって大きくメンバーが入れ替わったチームだけに、その完成度を高めるにはある程度時間が必要という考えを示した。

「長いシーズンでアップダウンもあるので、早く自分たちの求めるレベルにたどりつけるよう努力していきます」とコメントを締めたロシター。「求めるレベル」とはすなわち、チャンピオンシップ出場、B1制覇を達成できるだけのレベルだろう。リーグ屈指の戦力をそろえているだけに、そのポテンシャルが最大まで引き出された時にはどのようなバスケットが展開されるのか、多くのファンが期待していることだろう。

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