2021.10.06
10月1日、B1初挑戦の群馬クレインサンダーズをホームのブレックスアリーナに招き、宇都宮ブレックスが今シーズンの初ゲームを行った。
開幕戦ということもあり、序盤はやや思い展開となる。得点が伸びないの中、群馬はトレイ・ジョーンズが得意のドライブで宇都宮のゴールに迫る。しかし、終盤、宇都宮の竹内公輔、渡邉裕規に決められ、12−16とリードを奪われた。
第2クォーターに入り、硬さが取れエンジンがかかってきた両チームがトランジションのスピードを上げていくも、得点を伸ばせない。それでも群馬はアキ・チェンバースのドライブ、オンドレイ・バルヴィンの高さが効いて、このクォーターを19−16として、1点ビハインドで前半に折り返した。
後半の出だし、群馬はミスを繰り返し、0−10のランを許す展開となる。群馬は2ケタのリードを奪われるも、ここでも諦めず、クォーターの後半にはチェンバースに粘り強く決めて、6点ビハインドで最終クォーターに。
第4クォーター、群馬はジョーンズの速い攻撃で宇都宮からゴールを奪っていく。そして残り19秒、バルヴィンがフリースローを2本決めて66−66の同点に。今シーズン最初の北関東ダービーは延長戦へ突入した。
勝敗を決める最後の5分、群馬が先にリードを奪い、宇都宮が追う展開となる。残り1分を切った場面でジョーンズの3ポイントが決まりリードを6に広げる。その後、宇都宮の攻撃をしのいだ群馬がB1初勝利を挙げた。
個人スタッツでは群馬のジョーンズが28得点と両チーム最多得点を記録。キーナンが18得点、チェンバース13得点、バルヴィンが10得点と、4選手が2ケタ得点をマークした。宇都宮は新加入のフォトゥが18得点、ジョシュ・スコットが11得点11得点とダブルダブルを果たすも、勝利を引き寄せることができなかった。
■試合結果
宇都宮ブレックス 69-75 群馬クレインサンダーズ(@ブレックスアリーナ)
宇都宮|16|16|20|14|3|=69
群 馬|12|19|15|20|9|=75
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