2021.10.06

【宇都宮vs川崎】両雄が再びブレアリで激突、宇都宮は前節の連敗を払拭する勝利が必須

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

宇都宮ブレックスvs 川崎ブレイブサンダース(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:10月8日19時25分 第2戦:10月9日18時25分

 宇都宮ブレックスvs川崎ブレイブサンダース。昨季行われたチャンピオンシップ準決勝の再戦が、今シーズンの第2節で組まれた。舞台は再び、ブレックスアリーナ宇都宮だ。

 互いに本拠地で開幕を迎えた前回の第1節、両者の結果は対象的なものとなった。B1初昇格の群馬クレインサンダーズを迎え撃った宇都宮は、まさかとも言える連敗スタート。2日間とも延長戦までもつれ込んだ接戦を落とし、本来発揮すべきである勝負強さが影を潜めた。

 なかでもトレイ・ジョーンズを止められず、2戦合計55得点を与えてしまった点が敗因に挙げられる。今節対峙する川崎にも新戦力のウイングプレーヤー、マット・ジャニングがいるだけに、どのように守備を改善してくるか注目だ。

 一方、前節の川崎は、横浜ビー・コルセアーズとの“神奈川ダービー”で連勝。2戦を通じて前半は相手の守備に手を焼いたが、後半で引き離して幸先の良いスタートを切った。また、ニック・ファジーカスが2戦連続でダブルダブル、新加入の前田悟とジャニングも2ケタ得点を挙げてファンの期待に応えた。

 第2戦の第3クォーターでは、一挙35得点を挙げて流れを引き寄せたように、今シーズンもその爆発力は相手チームの脅威になるだろう。今節はスタイルに掲げる全員が動き続けるバスケットに加え、インサイドでもメンバーが入れ替わった宇都宮に対して主導権を握り連勝を狙いたい。

 ともにチームを支えた中心選手が抜けたなかで行われる初対決。果たして、どんな勝負が繰り広げられるのか。非常に楽しみだ。

文=小沼克年

■ロスター
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
綱井勇介
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

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