2021.10.09

川崎が宇都宮との大接戦を制して勝利…ヒースが決勝点をねじ込む

18得点8リバウンドと大黒柱らしい活躍を見せたファジーカス(右)[写真]=B.LEAGUE
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 10月9日、各地でB1リーグ第2節が行われ、川崎ブレイブサンダース宇都宮ブレックスと対戦した。

 東地区を代表する強豪同士の今シーズン初となる対戦。アウェイの川崎は、立ち上がりに宇都宮に0-7とリードを許し、苦しい展開を強いられる。だが、途中出場の篠山竜青のゲームコントロールから増田啓介マット・ジャニングらが攻め込み、逆転に成功。17-16とわずかながらリードして第1クォーターを終了した。

 続く第2クォーターでは、宇都宮のベテラン、田臥勇太の巧妙なシュートに手を焼いたが、川崎は大黒柱のニック・ファジーカスがインサイドで力強く攻めると、そのまま点差を広げて38ー31で試合を折り返す。

 川崎が7点のリードで迎えた第3クォーターでは、マット・ジャニングの3ポイントシュートやファジーカスのゴール下の得点などで得点を連取した川崎。一時は点差を2ケタに広げ、優位に立つ。宇都宮の比江島慎アイザック・フォトゥらに立て続けにスコアを許したものの、59-53とリードをキープしたまま最終クォーターへ。

 迎えた第4クォーターでは、増田らが外角のシュートを沈めたが、宇都宮が鵤誠司の3ポイントシュートなどで反撃。同点に追いつかれてしまう。しかし、ここで踏ん張った川崎は、ファジーカスのシュートのこぼれ球をジョーダン・ヒースが押し込むと、これが決勝点となり、78-76で激戦に終止符を打った。

 川崎はファジーカスが18得点8リバウンドとインサイドで活躍。また、新加入のジャニングが4本の3ポイントシュートを含む16得点、パブロ・アギラールが15得点をマークし、勝利の立役者となった。

■試合結果
宇都宮ブレックス 76-78 川崎ブレイブサンダース(@ブレックスアリーナ宇都宮)
宇都宮|16|15|22|23|=76
川 崎|17|21|21|19|=78

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