【SR渋谷vs滋賀】SR渋谷はハレルソンの活躍に期待、6連敗中の滋賀はガード陣がけん引できるか

小沼克年

フリーライター

■サンロッカーズ渋谷 vs 滋賀レイクスターズ
第1戦：12月5日17時5分（＠青山学院記念館） 第2戦：12月6日19時5分（＠墨田区総合体育館）

　11月は中断期間前最後の広島ドラゴンフライズ戦で敗れたものの、5試合中4試合で白星をつかんだサンロッカーズ渋谷。現在千葉ジェッツ、アルバルク東京と同じ10勝4敗の成績で、東地区1位の川崎ブレイブサンダースとも1勝差と好位置につけている。

　今節、SR渋谷はホーム2連戦となるが、第1戦を青山学院記念館、第2戦を墨田区総合体育館で戦う変則的な会場スケジュールが組まれた。その相手となるのは、現在西地区8位の滋賀レイクスターズ。11月の滋賀は、SR渋谷とは対象的に5戦すべてで敗戦となり黒星先行に。ここから立て直しを図るうえでも、重要なアウェイゲームとなる。

　レギュラーシーズンでは、最初で最後となる両者の対決。現在1試合平均86.1得点の滋賀を、SR渋谷は持ち味である堅守で封じられるかどうかが最大のポイントになるだろう。攻防両面において注目したいのはジョシュ・ハレルソンだ。体格を生かしたディフェンスとリバウンドでの貢献だけでなく、ディフェンスに難がある相手に対し、攻撃では武器である3ポイントシュートでもスコアを重ねたい。

　一方の滋賀は、7試合ぶりの白星へ向けガード陣がチームをけん引できるか。第1戦では母校凱旋となる柏倉哲平、フィリピン代表のキーファー・ラベナが、ベンドラメ礼生や関野剛平らのタイトなディフェンスをかいくぐり、落ち着いたゲームコントロールと果敢なアタックで勝利を呼び込みたい。

文＝小沼克年

■ロスター
・SR渋谷（HC：伊佐勉）
関野剛平
 高橋耕陽
 ベンドラメ礼生
 西野曜
 ジェームズ・マイケル・マカドゥ
 渡辺竜之佑
マックスヒサタケ
広瀬健太
 石井講祐
 ライアン・ケリー ※インジュアリーリスト
盛實海翔
 ジョシュ・ハレルソン
 田渡修人