2022.03.03

【秋田vs新潟】年に一度の能代開催、見どころは保岡vs木村のスコアラー対決

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

秋田ノーザンハピネッツ vs 新潟アルビレックスBB(@能代市総合体育館)
第1戦:3月5日14時5分 第2戦:3月6日14時5分

 3月2日、秋田ノーザンハピネッツは1月26日以来の公式戦に臨み、敵地で茨城ロボッツを6点差で退けた。この試合は立ち上がりこそ硬さが見られたものの、第2クォーターでは20−12と引き離して逆転に成功。第3クォーター終了時点で同点にされたが、最終クォーター中盤に保岡龍斗田口成浩ジョーダン・グリンの連続得点が決まって競り合いをモノにした。中2日で迎える今節は1月23日以来のホームゲームとなり、会場は年に一度となる能代市総合体育館での2連戦。迎え撃つのは新潟アルビレックスBBだ。

 新潟は2月5、6日に群馬クレインサンダーズとホームで対戦し、1勝1敗で星を分けた。初戦はロスコ・アレンが25得点を挙げるも、チーム全体としては計64得点にとどまって黒星となったが、続く第2戦では96得点を奪ってリベンジに成功。その立役者となったのが木村圭吾であり、6本中5本の3ポイントシュートを射抜いてキャリアハイの18得点をマークした。

 今節は能代開催ということもあり、能代工業高校(現・能代科学技術高校)出身の長谷川暢への期待が高まる。その一方で両チームのスコアラー対決にも注目。秋田は茨城戦でシーズンハイとなる20得点を記録した保岡龍斗、新潟はプロの舞台でも点取り屋の実力を披露したルーキーの木村がキーマンだ。ともにシューティングガードの両者が同時にコートに立てばマッチアップする可能性も高いだけに、バチバチと火花を散らして会場のボルテージを上げてほしい。

文=小沼克年

■ロスター
・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

・新潟(HC:平岡富士貴)
岡本飛竜
星野曹樹
大矢孝太朗
ジェフ・エアーズ
コービー・パラス
木村圭吾
チリジ・ネパウェ
綿貫瞬
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
池田雄一
遠藤善

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