2022.03.28

川崎と痛み分けの名古屋D…第1戦の勝利に指揮官は「やりたいバスケットができた」

第1戦で12得点8アシストをマークした齋藤[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの第27節が3月26日から27日にかけて行われ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ川崎ブレイブサンダースと敵地で対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 第1戦では7点リードで前半を折り返した名古屋D。しかし、第3クォーターでは20-30と川崎に主導権を握られ、3点ビハインドで最終クォーターを迎える。それでも、第4クォーターでの一進一退の攻防を制し、最後は89-84で勝利を飾った。

 ショーン・デニスヘッドコーチは「今日はディフェンスが重要だと選手たちに伝えて試合に臨みました。試合前半は激しいディフェンスで流れを引き寄せられましたが、第3クォーターで30失点を重ねてしまったことは課題となりました」とディフェンス面について言及した。

 それでも、「オフェンスは前節まであまりうまく機能しませんでしたが、今日は特に第4クォーターの勝敗を決める場面で、自分たちのやりたいバスケットができて良かったです!」と語っており、勝負所でのオフェンスには手応えがあったようだ。

「東地区上位チームということもあり、簡単な試合にならないのは予想していました」と語った齋藤拓実は、12得点8アシストをマーク。デニスHC同様に第3クォーターのディフェンスを課題に挙げつつも、「ただ、第4クォーターで失点を抑えながら自分たちのペースでオフェンスを展開できたことは良かったと思います」と接戦を制した試合を振り返った。

 しかし、続く第2戦では95-103で川崎に敗れ、敵地で連勝とまではいかなかった。張本天傑は「全体的に悪いとは感じませんでしたが、相手に100点ゲームを展開させてしまったことはディフェンスの課題だと思います。マッチアップをした際にすぐに抜かれるようなことがあってはチームディフェンスが機能しないので、まずは1対1で守り切る力を高める必要があると感じました」と語り、第1戦に続きディフェンスがチームの課題として残ったようだ。

 それでも、東地区の強豪・川崎と敵地で1勝1敗のイーブンとした名古屋D。次節は秋田ノーザンハピネッツと再び敵地での連戦に臨む。

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