劇的な幕切れで秋田が川崎と痛み分け…島根は連勝ストップ、琉球は12連勝／B1第30節

中山の劇的なロング3ポイントがブザービーターで決まり、逆転勝利を飾った秋田［写真］＝B.LEAGUE

　Bリーグの2021－22シーズン、第30節が4月9日から10日にかけて各地で行われた。

　千葉ジェッツとレバンガ北海道の第1戦、クリストファー・スミスが29得点を挙げると、富樫勇樹は23得点6アシストをマークし、97－74で千葉が先勝する。さらに、第2戦でもスミスが24得点9リバウンドと存在感を発揮し、千葉が98－77で4連勝を飾った。

　アルバルク東京と横浜ビー・コルセアーズの第1戦、セバスチャン・サイズが27得点9リバウンド3ブロックと活躍し、91－80でA東京が勝利。第2戦でも最大15点のリードを奪ったA東京だが、第4クォーターに横浜の反撃を受ける。それでも、安藤周人の3ポイントなどでリードを守り抜き、68－67でA東京が5連勝とした。

　サンロッカーズ渋谷と群馬クレインサンダーズの第1戦、群馬のアキ・チェンバースに28得点を奪われるも、ケビン・ジョーンズが19得点、ベンドラメ礼生が16得点を挙げたSR渋谷が78－70で先勝する。しかし、第2戦ではジャスティン・キーナンが31得点11リバウンドと躍動し、群馬が94－75で快勝。互いに1勝1敗の痛み分けとなった。

　川崎ブレイブサンダースと秋田ノーザンハピネッツの第1戦、ニック・ファジーカスが18得点8リバウンド7アシストを挙げ、川崎が82－68で先勝する。秋田は第2戦でも最大19点のビハインドを背負う苦しい展開となるが、第4クォーターに反撃を開始。点差を詰めると、最後は中山拓哉のロング3ポイントがブザービーターで決まり、87－86の大逆転勝利を飾った。

　琉球ゴールデンキングスと京都ハンナリーズの第1戦、今村佳太が20得点、ジャック・クーリーが17得点13リバウンドをマークし、琉球が87－69で快勝する。しかし、第2戦で琉球は最大10点のビハインドを背負うことに。それでも、第4クォーターに猛攻を仕掛け、79－67で琉球が12連勝を飾った。

　島根スサノオマジックと広島ドラゴンフライズの第1戦、ペリン・ビュフォードが25得点8アシスト、金丸晃輔が21得点を挙げ、89－67で島根が9連勝とした。しかし、第2戦では、寺嶋良が34得点7アシストと爆発し、91－84で広島がリベンジ。1勝1敗のイーブンとなった。

　そのほかの試合結果と次節の日程は以下の通り。

■【第30節】試合結果
※左側がホームチーム

千葉 vs 北海道
第1戦 97－74
第2戦 98－77

A東京 vs 横浜
第1戦 91－80
第2戦 68－67

SR渋谷 vs 群馬
第1戦 78－70
第2戦 75－94

三遠 vs 富山
第1戦 80－92
第2戦 86－93

滋賀 vs 大阪
第1戦 79－78
第2戦 88－78

川崎 vs 秋田
第1戦 82－68
第2戦 86－87

京都 vs 琉球
第1戦 69－87
第2戦 67－79

島根 vs 広島
第1戦 89－67
第2戦 84－91