2022.05.10

悲願のBリーグ初制覇を目指す川崎…藤井祐眞は名古屋Dのアウトサイドを警戒

川崎と名古屋Dがチャンピオンシップクォーターファイナルで対戦[写真]=B.LEAGUE
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 5月13日から戦いの火蓋が切って落とされる「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021−22」を前に、川崎ブレイブサンダース藤井祐眞名古屋ダイヤモンドドルフィンズ狩野祐介が記者会見に応じた。

 5大会連続5回目の出場を果たした川崎と、3回目の出場となる名古屋Dがクォーターファイナルで激突。今シーズンは3月26・27日に対戦し、第1戦は名古屋Dが89-84で勝利、第2戦は川崎が103-95で勝利と2試合とも接戦となった。

 会見の冒頭、CSへの意気込みについて問われた両選手。藤井は「昨シーズンはクォーターファイナル、セミファイナルとアウェーで戦ったが、今シーズンはホームで開催できる。優勝のチャンスがあると思っていますし、悲願の初優勝へ向けて頑張りたい」、狩野は「僕個人としてCSは初めて。チーム一丸となって楽しくバスケットできればいいと思っている」と語った。

 また、互いの印象については「ヘッドコーチが変わってスタイルが変化した。アウトサイドの選手の積極性やシュート力が素晴らしいチームなので、アウトサイドを1対1で守り切るのが大事になる」(藤井)、「川崎はとにかく強い。戦っても強いし、見ていても強い。何度も日本一になっていて、(今シーズンの)天皇杯も優勝したので勝ち方を知っている。胸を借りるつもりで戦いたい」とした。

 川崎はレギュラーシーズンで1試合平均88.2得点でリーグ1位、名古屋Dは同87.4得点でリーグ3位とともにオフェンスが特長的。CSでも点の取り合いが予想されるが、藤井は「僕たちはサイズにアドバンテージがあるので、インサイド陣がキーマンになる」と話し、ニック・ファジーカスパブロ・アギラールジョーダン・ヒースで構成される”ビッグラインナップ”をポイントに挙げた。

 名古屋Dはサイズ面では劣るものの、2年連続でベスト3ポイント成功率賞に輝いた狩野を筆頭にアウトサイド陣が強力だ。狩野は「齋藤拓実選手やレイ・パークスジュニア選手がアタックして、パスを受けたシューターが外から決められればいい戦いになると思っている」と話した。

藤井祐眞(左)と狩野祐介(右)が会見に応じた

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