2022.05.15
5月13日から戦いの火蓋が切って落とされる「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021−22」を前に、富樫勇樹(千葉ジェッツ)と田臥勇太(宇都宮ブレックス)が記者会見に応じた。
昨シーズンクラブ史上初となるBリーグ制覇を成し遂げた千葉は、今シーズン35勝10敗で東地区を優勝。一方の宇都宮は40勝16敗で同4位、ワイルドカード上位でCSへ出場。なお、両チームは昨シーズンのチャンピオンファイナルで激突しており、早くもその顔合わせが再現されることとなった。
アルバルク東京に続き、史上2例目のBリーグ連覇を目指す戦いに挑む千葉。キャプテンを務める富樫は、「レギュラーシーズンはいい終わり方ができたと思う。東地区1位で、ホームコートでできるのは自分たちにとって何より力になる。ホームの声援を受けて頑張りたい」と意気込みを語った。
千葉は今シーズン、リーグ3位となる1試合平均2,843人の観客動員を記録。CSではより多くの観客動員が見込まれるが、富樫は「大きな舞台になればなるほどホームコートでできるのはプラスだし、そのためにレギュラーシーズンを戦っているようなもの。セミファイナルまではホームでできるので、ホームの力を借りてファイナルに進めたら」と話し、ブースターの後押しを背に戦い抜くつもりだ。
一方、Bリーグ開幕初年度以来となる優勝を目指す宇都宮。精神的支柱の田臥は、「長いシーズンを戦ってきて、チームとして成長し続けてきた。CSではさらにチームとしてまとまって勝つことが必要になってくる。勝つことにこだわって、全員で戦いたい」と決意をあらわにした。
宇都宮は今シーズン、リーグ1位となる平均69.1失点と堅いディフェンスで勝ち星を積み重ねた。千葉とのアウェー戦は厳しい戦いが予想されるが、「勝ち抜くにはとにかくディフェンス」と田臥は強調する。
「千葉は一度(リズムに)乗せてしまうと怖いチーム。失点を抑えながらいいオフェンスにつなげられるようにしたい。ディフェンスを頑張って、リバウンドをとって、いいオフェンスにつなげる。それを一つでも多くできるように」。
千葉と宇都宮によるCSクォーターファイナルは、5月14・15・16日に船橋アリーナで行われる予定。第2戦を終えて1勝1敗の場合のみ、第3戦が行われる。
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