2022.05.10

クラブ史上初のCSに臨む島根…安藤誓哉は古巣・A東京との対戦に「燃えている」と意気揚々

島根とA東京がチャンピオンシップクォーターファイナルで対戦[写真]=B.LEAGUE
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 5月13日から戦いの火蓋が切って落とされる「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021−22」を前に、安藤誓哉島根スサノオマジック)と田中大貴アルバルク東京)が会見に応じた。

 今シーズン大型補強を敢行した島根は、チーム史上初となるチャンピオンシップ出場。Bリーグ2連覇を達成した経験を持つA東京とホームの松江市総合体育館で激突することとなった。

 島根ではキャプテンとして名実ともにチームをけん引した安藤。CSは「大変ワクワクしている」といい、「クラブの期待と自分の新たな挑戦という意味で楽しみにしている」と話した。

 2年ぶりのCS進出となった田中は「非常に楽しみにしています。しっかりといい準備をして、持てる力をすべて出せるCSになればと思っている」と語った。

 両チームはレギュラーシーズンで2度対戦し、1勝1敗と星を分け合った。安藤は「A東京にはリバウンド王の(セバスチャン)サイズ、(ライアン)ロシター、(アレックス)カークがいてリバウンドが非常に強いので気をつけたい」と警戒を示し、「相手はディフェンスの強度がかなり高いので、自分たちがどれだけ走れるかも大事だと思う」とコメントした。

 また、安藤にとってA東京は4シーズン過ごした古巣。奇しくもクォーターファイナルで対戦することとなったが、「(A東京の対戦)は楽しみだし燃えている。自分がお世話になったチームとこの場でやれるのは最高。持ち味であるエナジーあふれるプレーに期待してほしい」と笑顔で話した。

 一方、田中は「能力の高い選手が多く、メインとなる選手が長い時間プレーして、崩れることなく高いレベルのバスケットをやっている」と島根の印象を語り、「向こうはホームなので気持ちの入った試合をしてくる。技術の前に気持ちで引かないことと、試合の入り方が大事になってくる」と気を引き締めた。

 両チームがレギュラーシーズンで対戦した際は、安藤が古巣相手に2戦合計で41得点をマーク。田中は
「レギュラーシーズンでは気持ち良くプレーさせてしまった」と反省を口にし、「誓哉はチャンピオンシップのポイントガードで、勝者のメンタリティーを持っている選手。島根のキーとなる選手の一人なので、止めるのは間違いなく必要」と注意を払った。

 島根とA東京によるCSクォーターファイナルは、5月13、14、15日に松江市総合体育館で行われる予定。第2戦を終えて1勝1敗の場合のみ、第3戦が開催される。

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