2022.02.24

「シンプルにアグレッシブにプレーしたい」…今季好調の安藤誓哉が代表戦へ意気込み

今季島根で好調の安藤誓哉が代表候補入り[提供]=日本バスケットボール協会
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「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window2に臨む男子日本代表候補へ選出された安藤誓哉島根スサノオマジック)が23日、オンライン取材に応じた。

 4シーズン過ごしたアルバルク東京を離れ今シーズンから島根でプレーする同選手は、今シーズン出場した32試合すべてでスターティング5入り。いずれも日本人選手トップとなる平均15.7得点6.6アシストを記録し、その働きが評価されトム・ホーバスヘッドコーチ就任後初の代表候補入りを果たした。

 キャリアベストと言える活躍で代表返り咲きとなった安藤。ホーバスHCが標ぼうする素早い展開のバスケットは「(コート上の)5人が発想を持ち、あうんの呼吸でパスやドライブ、シュートを作る印象がある」といい、「速い展開になるための起点にならないといけないし、代表でも(年齢が)上のほうになるのでリーダーシップを発揮していきたい」と語った。

 安藤にとって、昨夏の東京オリンピック前に行われた強化試合以来となる代表戦。「まだ試合をしていないのでイメージしづらいのが正直なところ」としつつも、「このバスケットはポイントガードが起点になると言われているので、まずはしっかりとリングにアタックする姿勢を見せたい。その中で速いパス回しからの展開をできるような起点になりたい」と意気込んでいる。

 昨年11月に行われたホーバスHCの初陣、中国代表戦は齋藤拓実名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)や寺嶋良広島ドラゴンフライズ)ら新進気鋭の若手PGが台頭。今回は2選手に加え、富樫勇樹千葉ジェッツ)も招集されているため、PG争いは激戦区だ。ロスター枠を勝ち取るには積極的にアピールしていく必要があるが、「まずはシュートから狙う展開をしていけば(ホーバスHCから)褒められた。シンプルに、アグレッシブにプレーしていきたい」と決意を新たにした。

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