2022.10.15
『WINNER』は9月から新たにリリースされたB.LEAGUEの結果を予想するスポーツくじ。「1試合予想」と「競技会予想」の2種類があるが、今回は「1試合予想」を行う。「1試合予想」は、ホームorアウェイが何点差で勝利するかを16択から選んで予想する1口200円のスポーツくじとなる。今回は10月14日〜10月16日に開催されるB.LEAGUE第3節の中から注目3カードをピックアップする。
※WINNER予想はバスケット・カウント独自の内容であり、独立行政法人日本スポーツ振興センターとの関連性はございません
第1戦10月14日(金)19:05~@ゼビオ、第2戦10月15日(土)14:05~@ゼビオ
仙台のホーム開幕節。宇都宮にとっては開幕から3節続くアウェー戦の最後となり、ここが正念場である。1勝3敗とここまで厳しい戦いが続いている宇都宮に対して、仙台がホームの利を生かして優位と予想する。
昇格組の仙台は、ここまで京都ハンナリーズに1勝1敗、シーホース三河に1勝1敗と善戦している。ネイサン・ブース、ラショーン・トーマスら新外国籍選手が攻守に渡り活躍している上に、日本人選手が要所で的確に得点を重ね、チームとして勝つ姿勢を見せている。前節のGame2でトーマスが欠場しながらも、第4クォーター終盤に三河を猛追する姿は、B1復帰シーズンに懸ける想いと底力を感じさせた。
一方、ディフェンディングチャンピオンの宇都宮は開幕から3連敗を喫したが、前節の大阪エヴェッサ戦Game2で今シーズン初勝利を挙げた。16点ビハインドから追いつき、オーバータイムの末の大逆転勝利であった。新加入のヤン・ジェミンは前節の2試合ともに2桁得点を挙げプレータイムも伸ばしてきているが、ジュリアン・マブンガは本来のパフォーマンスを発揮しているとは言えない状態である。
注目はやはりディフェンス。互いにディフェンス重視のチームであるため、ロースコアな展開となるだろう。両チームとも前節のシュート成功率は悪くないので、いかに相手の成功率を下げるかが見どころ。僅差でホームの仙台の勝利と予想する。
第1戦10月15日(土)15:05~@横浜国プ、第2戦10月16日(日)14:05~@横浜国プ
横浜BCのホーム開幕節。1節、2節とホーム開催であった名古屋Dは今シーズン初のアウェー戦。ここまで善戦しているが結果が伴わない横浜BCを、完成度の高い名古屋Dのバスケが翻弄すると予想。
横浜BCは開幕戦こそ勝利したものの、その後は惜しい試合を落として3連敗。ルーキーの河村勇輝は平均15.5得点、10.8アシストと抜群の活躍を見せているので、チームメートの発奮に期待したい。前節は大庭岳輝がロスター外だったことも響き、3ポイントシュートが入らず厳しい展開となった。特に日本人選手の得点源として期待される森川正明は、2試合を通じて3ポイントシュートが12本中1本のみの成功と大ブレーキ。ホームの応援を受けて、きっかけをつかみたい。
一方、開幕3連勝後、琉球ゴールデンキングスに土をつけられた名古屋Dだが、全体的に上向きな印象。齋藤拓実を中心とした速い展開のオフェンスに加えて、強固なディフェンスも見せ、昨シーズンからの積み上げを感じさせる盤石な戦いぶりだ。ペースの速さとシュート成功率の高さが融合し、ここまで4試合での総得点はリーグ1位。コティ・クラーク、スコット・エサトン、レイ・パークスジュニアと日本で2シーズン目を迎える選手たちが揃って調子が良いことも好材料だ。
注目はペース。リーグ屈指のポイントガードである河村と齋藤がどのようにチームを牽引するかがポイント。速い展開となれば、一日の長がある名古屋Dに軍配が上がるだろう。ハイペースで点差が開くことも考えられるが、横浜BCもホームの意地を見せ、僅差のアウェー名古屋D勝利を予想する。
第1戦10月15日(土)15:05~@SH豊田、第2戦10月16日(日)15:05~@SH豊田
ここまで1勝3敗と負け越しでシーズンがスタートした両チームの対戦。徐々にチームが噛み合っている印象がある三河が優位と予想する。
開幕から3連敗で心配された三河だが、4試合目にして今シーズン初勝利を挙げた。初めて先発を任された新外国籍選手のカイル・オクインが17得点15リバウンドのダブル・ダブルで期待に応えた。西田優大も4試合とも2桁得点と、日本人エースとしての役割を全うしている。課題はチームのシュート成功率。個々の力で突破を試みる場面が散見されるため、チームとしてチャンスを作ることができれば成功率も上がってくるだろう。
一方、前節の京都はB1昇格組のファイティングイーグルス名古屋に悔しい2連敗を喫した。特にGame1は21点リードをひっくり返された大逆転での敗戦となった。それだけに40分間、自分たちのバスケットを継続できるかが鍵に。久保田義章がここまでの4試合とも30分以上の出場で平均12.8得点、6.5アシストとチームを牽引している。期待の新外国籍選手シェック・ディアロはリバウンドこそ平均9.5だが、10.3得点は物足りないのでさらなる活躍が嘱望される。
注目は、三河のディフェンスと京都のオフェンス。三河の敗戦は80点以上の失点を喫し、京都は勝った試合も含めて4試合とも66点以下と得点力不足が顕著。両チームともに課題をどのように修正してくるかが見どころだ。三河のオフェンス次第では大量得点も考えられるので、点差が開いてのホーム三河の勝利と予想する。
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