2022.12.01

レバンガ北海道の内藤耀悠がB1リーグデビュー…最年少出場記録を更新

16歳10カ月19日でBリーグデビューを果たした内藤[提供]=レバンガ北海道
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 レバンガ北海道内藤耀悠が11月30日の千葉ジェッツ戦に出場し、B1リーグ最年少出場記録を16歳10カ月19日に更新した。

 現在北海道のU18に所属し、今シーズンから導入された「ユース育成特別枠」でトップチームにも登録されている内藤は、千葉J戦の第3クォーター残り1分32秒にナナーダニエル弾との交代でBリーグデビュー。第4クォーター残り8分16秒にリバウンドを記録すると、同6分48秒にリバウンド、同6分42秒にアシストをマークし、6分23秒の出場で2リバウンド1アシストを挙げた。


 これまでの最年少出場記録は、横浜ビー・コルセアーズジェイコブス晶が2021年11月13日に達成した17歳7カ月0日だった。

 内藤は試合終了後クラブを通じてコメントを発表。「この先、自分よりも年齢の若い選手が現れてくると思いますが、短い時間の中でも最年少として名前が残ることは非常にうれしく思います」と語り、「短時間での出場でしたが、やっとスタートラインに足が触れたというように感じました。誰しもが成し遂げられることではないと思っているので、今後の自分の成長につなげていきたいと思います」と意気込んだ。

 また、同クラブの佐古賢一ヘッドコーチは、「ベンチでは、『思い切って声を出していけ』、『積極的にシュートチャンスを見つけるように』、『気持ちで負けるな』といったことを伝えた」といい、「フィジカル的にもやれていましたし、メンタルが強い選手だと感じた」と高評価。

 さらに、「1つの成功や1つの失敗に目を向けるのではなく、自分の可能性にチャレンジしてほしい。たとえチャレンジに失敗したとしても、そのことがチームのためになりますし、積み重ねが大事だと思っています」と今後に期待を寄せた。

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