2022.12.08

【島根vs千葉J】東地区首位を迎え撃つ島根、勝利へは安藤の復調がカギ

バスケ情報専門サイト

島根スサノオマジック vs 千葉ジェッツ(@松江市総合体育館)
GAME1:12月10日15時5分 GAME2:12月11日14時5分

 島根スサノオマジック千葉ジェッツによる今節の注目カードの舞台は、松江市総合体育館。ともに天皇杯を挟んだ過密日程に加え、ケガ人を抱えているなかでの対戦となるが、最後までもつれる好ゲームに期待したい。

 前節、川崎ブレイブサンダースのホームに乗り込んだ島根は、初戦を16点差で落とすも、GAME2では27点の大差をつけて1勝を持ち帰った。川崎戦で特に気になったのは、安藤誓哉の3ポインシュート精度だ。GAME1では12分の4、GAME2でも計8本打って1本のみの成功と振るわなかった。

12月7日の天皇杯4次ラウンドは群馬クレインサンダーズに敗れてしまったものの、安藤、ペリン・ビュフォードニック・ケイは出場を回避。千葉J戦を踏まえた今後の戦いへ向け、コンディションの回復を最優先した格好だ。千葉J撃破へは、チームをけん引する背番号3が富樫勇樹とのマッチアップを制することが必要不可欠。本来の得点力を発揮して勝利の立役者となれるか。

 一方の千葉Jはリーグ戦6連勝中に加え、天皇杯でも名古屋ダイヤモンドドルフィンズを100点ゲームでねじ伏せて好調をキープ。前節秋田ノーザンハピネッツ戦を欠場したジョン・ムーニーも復帰し、インサイドではリード・トラビスを欠く島根よりも優勢と言えるだろう。また、オールラウンダーのビュフォードに対しては、原修太佐藤卓磨ヴィック・ローら複数の選手がマークできる点も強み。相手を上回るチームディフェンスを発揮し、東地区首位の座を維持したい。

 文=小沼克年

■ロスター
・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
北川弘
リード・トラビス ※インジュアリーリスト
阿部諒
白濱僚祐
津山尚大
ウィリアムスニカ
アンドリュー・ファーガソン
谷口大智

・千葉J(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
ヴィック・ロー
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

この試合の他の記事

千葉ジェッツの関連記事

B1の関連記事