2023.03.07

【北海道vs茨城】新体制で終盤戦に臨む北海道、フローリングの高さを攻守で活かせるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

レバンガ北海道vs茨城ロボッツ(@北海きたえーる)
3月8日19時5分

 中断期間を経て24日ぶりのリーグ戦再開となる今節、レバンガ北海道茨城ロボッツを迎え撃つ。小野寺龍太郎ヘッドコーチ代行の下、東地区最下位からの脱出に向けた重要な戦いが待ち受ける。

 その小野寺HC代行の初陣となった前節は、宇都宮ブレックスを相手にGAME1は73-101で完敗。前半は7点ビハインドでしのいだものの、後半に61失点を喫してしまった。しかし、GAME2は課題のディフェンスを第1クォーターで8失点、前半で20失点と立て直し、77-64で勝利。点の取り合いになる試合が多かったことを考えると、ロースコア気味の展開に持ちこんで白星をつかんだ意味は大きい。

 対する茨城は、すべてホームで戦った2月の4試合を黒星のあとの3連勝で終えた。前節の新潟アルビレックスBB戦は2戦ともに20点近い差をつける危なげない白星。GAME1はキャメロン・クラットウィグが10アシスト、GAME2はチェハーレス・タプスコットが7アシストと、外国籍選手を起点にパスがよく周り、日本人選手の3ポイントシュートも高確率で、オフェンス面はしっかりと成果を挙げた。

 第5節の対戦では北海道がアウェーで93得点を挙げて勝利したが、14得点14リバウンド6アシストで勝利に貢献したアレックス・マーフィーが中断期間中にチームを去り、サムソン・フローリングが加入。前節と同様にディフェンスを重視したロースコアゲームを志向するとすれば、その213センチの高さをどう活かすかはとりわけ重要となる。

文=吉川哲彦

■ロスター
・北海道(HC代行:小野寺龍太郎)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
ドワイト・ラモス
寺園脩斗
中野司
高橋耕陽
荒川颯
桜井良太
島谷怜※特別指定
ブロック・モータム
サムソン・フローリング
ショーン・ロング
デモン・ブルックス ※インジュアリーリスト
内藤耀悠 ※ユース育成特別枠
松下裕汰

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
トーマス・ケネディ
福澤晃平
浅井修伍※特別指定
多嶋朝飛
荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠
チェハーレス・タプスコット
中村功平
キャメロン・クラットウィグ
山口颯斗
エリック・ジェイコブセン
山口哲平 ※ユース育成特別枠
鍵冨太雅
平尾充庸
鶴巻啓太
林翔太郎
ジャワラジョゼフ

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