滋賀レイクスは5月15日、ケルヴィン・マーティン、星野京介、金本一真との契約満了、イヴァン・ブバと選手契約を双方合意の上で解除し、4選手がBリーグ自由交渉選手リストに公示されたことを発表した。

　アメリカ出身で現在33歳のマーティンは、196センチ95キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。チャールストン・サザン大学出身で、イタリアやドイツの1部リーグなどで活躍し、ヨーロッパで10年のプロキャリアを築いた。今シーズンより滋賀に加入すると、54試合（うち39試合先発）に出場し、1試合平均12.8得点6.9リバウンド1.9アシスト1.6スティールを記録した。

　三重県出身で現在23歳の星野は、184センチ85キロのシューティングガード。2021－22シーズン途中に大東文化大学から特別指定選手として滋賀へ加入し、今シーズンは38試合に出場すると、同1.5得点を記録した。

　地元・滋賀県出身で現在23歳の金本は、183センチ81キロのシューティングガード。法政大学からランポーレ三重へ入団し、今シーズンは滋賀に練習生として加入した。シーズン途中に選手契約を締結すると、4試合に出場した。

　クロアチア出身で現在32歳のブバは、207センチ113キロのセンター。2011年に母国でプロデビューを果たし、その後イタリアやスペイン、トルコなど欧州各国を渡り歩いた。2021－22シーズンはリトアニアの1部リーグでプレーすると、チームのリーグ優勝へ大きく貢献し、シーズン最優秀選手に輝いた。今シーズンから滋賀に加入すると、26試合に先発出場し、同18.3得点9.6リバウンド1.5アシストを記録した。

　ブバは今回の発表に際し、「ブースターの皆さまの応援に感謝したいと思います。特に私がケガで離脱していた期間も、ケガ前よりも強く復帰できるように皆さまは、私にモチベーションや力を与えて下さっていました。B1残留を果たすことができず、心から申し訳なく思っております。来季、皆さんと一緒に戦うことができず残念ではありますが、滋賀はこれからも私にとって特別であることは変わりません。滋賀レイクスが1シーズンでB1の舞台に戻ってくることを願っています。滋賀の皆さま、また会う日まで！」と感謝のメッセージを送った。

　なお、同クラブはマーティン、星野、金本とは引き続き交渉を続けていくとのこと。