日本代表候補の熊谷航、新天地は秋田ノーザンハピネッツに決定…2年契約に合意

信州から秋田へ移籍することが決まった熊谷 [写真]＝B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

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　秋田ノーザンハピネッツは6月2日、熊谷航との選手契約合意を発表。2023－24シーズンから2年契約だという。

　熊谷は173センチ70キロでポイントガードを本職とする現在27歳。大東文化大学4年次の2018年12月に特別指定選手としてシーホース三河へ加入した。通算3シーズン在籍したのち、信州ブレイブウォリアーズへ移籍。2022－23シーズンは45試合の先発を含む54試合に出場し、1試合平均10.9得点3.3リバウンド3.9アシストを記録したが、1日に契約満了が発表された。

「第19回アジア競技大会」に向けた日本代表候補にも名を連ねる熊谷は、クラブを通じて「初の東北、プロキャリアでまだ秋田で試合をした事がないのでとても楽しみにしています。自分の持ち味を発揮して1日でも早くチームに貢献できるよう頑張りたいと思います。素晴らしいファンの皆さんに会える日を楽しみにしています、応援よろしくお願いいたします。一緒に戦ってください」と意気込みを語った。

　また、クラブは公式HPで熊谷について次のように評した。

「ここ数年でリーグの中でも力のあるポイントガードに成長し、信州を引っ張ってきたスピードスターです。学生時代から世代の日本代表に入り、2021年からトップチームの代表候補に選出され、この度の2023年度代表候補にも選ばれております。この2シーズンは平均得点10点以上を記録し、得点の取れるポイントガードとして、攻守共にアグレッシブなプレースタイルが特徴です。また、学生時代はスピードを活かしたオフェンスが得意でしたが、ここ数シーズンはハーフコートバスケットにも磨きがかかっております。熊谷選手のタフなハートと異次元のスピードは速い展開の秋田のスタイルに完全にマッチし、来シーズン再度チャンピオンシップ進出を目指す秋田のチーム力を大きく引き上げてくれるでしょう」