2023.06.12

千葉ジェッツが一挙4選手の退団発表… 琉球移籍のローに加えエドワーズら3名も契約更新せず

千葉Jを退団する(左から)エドワーズ、佐藤、ラシード [写真]=B.LEAGUE
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 千葉ジェッツは6月12日、ヴィック・ロー琉球ゴールデンキングスへ移籍することに加え、佐藤卓磨ギャビン・エドワーズラシードファラーズの3選手も退団することを発表した。

 クラブは天皇杯とB1リーグ東地区優勝の2冠に貢献した各選手と交渉を続けてきたが、契約継続には至らず。ロー以外の3選手もすでに新天地は決まっており、後日移籍先より入団が発表されるという。

 北海道出身で現在28歳の佐藤は、197センチ93キロのシューティングガード兼スモールフォワード。移籍3年目だった今シーズンは、CSも含め30試合の先発出場を含む58試合に出場し、1試合平均4.2得点2.4リバウンド0.7アシストを記録した。

 佐藤は「このチームで試行錯誤しながら過ごした日々はとても充実しており、できることはやり切ったと後悔は一つもありません」とコメント。また、「CSでの卓磨コールは一生忘れません」と思い出も振り返り、ブースターへの感謝を述べた。

千葉Jを去る佐藤卓磨 [写真]=B.LEAGUE

 アメリカ出身で日本国籍を保有するエドワーズは、206センチ110キロのパワーフォワード。今シーズンはCS含む56試合に出場し、1試合平均8.9得点5.7リバウンド1.3スティールを記録。長らくチームの主力として活躍し、数々のタイトル獲得に貢献してきた。

 退団に際して、「ファン、組織、チームメートにはこの6シーズンでの数々の素晴らしい思い出を作ることができ感謝してもしきれないです。一緒にたくさんの素晴らしいことを達成し、ジェッツは常に特別な存在です。ありがとうざいました」とコメントを寄せた。

主力として6シーズン千葉Jを支えたエドワーズ [写真]=B.LEAGUE

 埼玉県出身で現在25歳のラシードは、202センチ94キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。加入4年目の今シーズンはCS含め18試合の出場で、1試合平均1得点0.4リバウンドの成績だった。

 プロキャリアをスタートした千葉Jを退団することが決まり、「僕が怪我していた時も、試合に出ている時も、オフコートでも、どんな時も愛に溢れた素敵な応炎を僕にしてくださり、それが僕のプロキャリアの支えになりました。本当にありがとうございました」とブースターへ感謝。クラブ関係者にも謝辞を並べた。

今季は18試合の出場で18得点を挙げたラシード [写真]=B.LEAGUE

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