2023.06.25

“王者・琉球の大黒柱”や“千葉Jの屋台骨”がランクイン…Bリーグ2022-23シーズン合計&平均リバウンドB1トップ20

2022-23シーズンはジャック・クーリーが自身3度目のリバウンド王に輝いた [写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグ創設から7年目となった2022-23シーズン。レギュラーシーズンでは千葉ジェッツがB1歴代最高となる53勝7敗(勝率.883)の成績を残すと、ファイナルではその千葉Jと琉球ゴールデンキングスが激突。最後は琉球が悲願の初優勝を果たし、今シーズンの幕が閉じた。

 本企画では今季のレギュラーシーズンで選手たちが残したスタッツをまとめ、項目ごとにランキング形式で紹介する。今回は合計リバウンドと平均リバウンドのそれぞれ上位20選手を見ていこう。

 なお、平均のランキングにはBリーグの基準における規定出場試合数に達していない選手も含まれている。

■2022-23シーズン B1合計リバウンド トップ20

1位:ジャック・クーリー琉球ゴールデンキングス736本(58試合出場)
2位:スティーブ・ザック秋田ノーザンハピネッツ658本(60試合出場)
3位:ジョン・ムーニー千葉ジェッツ657本(54試合出場)
4位:チャールズ・ジャクソン横浜ビー・コルセアーズ629本(59試合出場)
5位:コフィ・コーバーン新潟アルビレックスBB602本(49試合出場)
6位:シェック・ディアロ京都ハンナリーズ597本(59試合出場)
7位:ニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダース576本(58試合出場)
8位:ペリン・ビュフォード島根スサノオマジック551本(58試合出場)
9位:デビン・オリバー横浜ビー・コルセアーズ550本(60試合出場)
10位:セバスチャン・サイズアルバルク東京546本(60試合出場)
11位:ジェロード・ユトフ京都ハンナリーズ534本(60試合出場)
12位:ショーン・ロングレバンガ北海道530本(59試合出場)
13位:ライアン・ロシターアルバルク東京528本(55試合出場)
14位:ジョシュ・ホーキンソン信州ブレイブウォリアーズ520本(56試合出場)
15位:ジャスティン・バーレル仙台89ERS516本(60試合出場)
16位:エリック・ジェイコブセン茨城ロボッツ508本(59試合出場)
17位:ダバンテ・ガードナーシーホース三河501本(60試合出場)
18位:ジョシュ・スコット宇都宮ブレックス491本(49試合出場)
19位:スコット・エサトン名古屋ダイヤモンドドルフィンズ486本(55試合出場)
20位:ニック・ケイ島根スサノオマジック474本(60試合出場)

アルバルク東京ライアン・ロシター(左)とセバスチャン・サイズ(右)の元リバウンド王コンビを擁する [写真]=B.LEAGUE

 大差をつけて堂々の首位に輝いたジャック・クーリーは、キャリアハイとなる736本を記録し、2年ぶり3回目のリバウンド王に輝いた。琉球の初優勝には、インサイドを支えた大黒柱の活躍が欠かせない要素だった。

 2位には658本でスティーブ・ザックがランクイン。Bリーグデビューとなった今シーズン、秋田で全60試合に出場したアメリカ出身ビッグマンは、得点とリバウンドで平均ダブルダブルを記録すると、アシストも平均4.5本をマークし、日本での1年目から存在感を発揮した。

 3位のジョン・ムーニーは657本を記録した。2度の延長戦にもつれたファイナル第1戦では敗れたものの、44分15秒の出場で26得点22リバウンド4ブロックというモンスタースタッツを残した。

 また、チャールズ・ジャクソンは629本で4位となったが、その内オフェンスリバウンドが246本となり、クーリーの300本に続く2位となっている。さらに、トリプルダブルを量産したペリン・ビュフォードは551本で8位となったが、ディフェンスリバウンドだけに絞ると、483本でリーグトップの数字を残した。

■2022-23シーズン B1平均リバウンド トップ20

1位:ジャック・クーリー琉球ゴールデンキングス12.7本(58試合出場)
2位:コフィ・コーバーン新潟アルビレックスBB12.3本(49試合出場)
3位:ジョン・ムーニー千葉ジェッツ12.2本(54試合出場)
4位:カイル・オクイン三遠ネオフェニックス11.5本(37試合出場)
5位:スティーブ・ザック秋田ノーザンハピネッツ11.0本(60試合出場)
6位:アラン・ウィリアムズ名古屋ダイヤモンドドルフィンズ10.7本(19試合出場)
6位:チャールズ・ジャクソン横浜ビー・コルセアーズ10.7本(59試合出場)
8位:ブライス・ジョンソン富山グラウジーズ10.4本(33試合出場)
9位:シェック・ディアロ京都ハンナリーズ10.1本(59試合出場)
10位:ジョシュ・スコット宇都宮ブレックス10.0本(49試合出場)
11位:ニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダース9.9本(58試合出場)
12位:イヴァン・ブバ滋賀レイクス9.6本(26試合出場)
12位:ライアン・ロシターアルバルク東京9.6本(55試合出場)
14位:ジョシュア・スミス富山グラウジーズ9.5本(46試合出場)
14位:ペリン・ビュフォード島根スサノオマジック9.5本(58試合出場)
16位:ジョシュ・ホーキンソン信州ブレイブウォリアーズ9.3本(56試合出場)
17位:デビン・オリバー横浜ビー・コルセアーズ9.2本(60試合出場)
18位:セバスチャン・サイズアルバルク東京9.1本(60試合出場)
18位:ヤンテ・メイテン三遠ネオフェニックス9.1本(12試合出場)
20位:ショーン・ロングレバンガ北海道9.0本(59試合出場)
20位:ジョナサン・ウィリアムズファイティングイーグルス名古屋9.0本(52試合出場)

 リバウンド王のクーリーが平均リバウンドでも1位となると、2位にはジャマイカ出身で現在23歳のコフィ・コーバーンが名を連ねた。213センチの長身を持ち、学生時代はアメリカのイリノイ大学で活躍したコーバーンは、新潟へ加入1年目から平均12.3本と高いパフォーマンスを発揮した。

 なお、帰化選手を除く日本人選手の最高位は、秋田の中山拓哉となった。ガードポジションながら平均4.4リバウンドで80位、合計262本で59位を記録し、全60試合を戦い抜いた。

帰化選手を除く日本人選手の最高位となった中山拓哉は、今シーズンも秋田をけん引した [写真]=B.LEAGUE

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