2023.06.26
Bリーグ創設から7年目となった2022-23シーズン。レギュラーシーズンでは千葉ジェッツがB1歴代最高となる53勝7敗(勝率.883)の成績を残すと、ファイナルではその千葉Jと琉球ゴールデンキングスが激突。最後は琉球が悲願の初優勝を果たし、今シーズンの幕が閉じた。
本企画では今季のレギュラーシーズンで選手たちが残したスタッツをまとめ、項目ごとにランキング形式で紹介する。今回は合計リバウンドと平均リバウンドのそれぞれ上位20選手を見ていこう。
なお、平均のランキングにはBリーグの基準における規定出場試合数に達していない選手も含まれている。
1位:ジャック・クーリー(琉球ゴールデンキングス)736本(58試合出場)
2位:スティーブ・ザック(秋田ノーザンハピネッツ)658本(60試合出場)
3位:ジョン・ムーニー(千葉ジェッツ)657本(54試合出場)
4位:チャールズ・ジャクソン(横浜ビー・コルセアーズ)629本(59試合出場)
5位:コフィ・コーバーン(新潟アルビレックスBB)602本(49試合出場)
6位:シェック・ディアロ(京都ハンナリーズ)597本(59試合出場)
7位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)576本(58試合出場)
8位:ペリン・ビュフォード(島根スサノオマジック)551本(58試合出場)
9位:デビン・オリバー(横浜ビー・コルセアーズ)550本(60試合出場)
10位:セバスチャン・サイズ(アルバルク東京)546本(60試合出場)
11位:ジェロード・ユトフ(京都ハンナリーズ)534本(60試合出場)
12位:ショーン・ロング(レバンガ北海道)530本(59試合出場)
13位:ライアン・ロシター(アルバルク東京)528本(55試合出場)
14位:ジョシュ・ホーキンソン(信州ブレイブウォリアーズ)520本(56試合出場)
15位:ジャスティン・バーレル(仙台89ERS)516本(60試合出場)
16位:エリック・ジェイコブセン(茨城ロボッツ)508本(59試合出場)
17位:ダバンテ・ガードナー(シーホース三河)501本(60試合出場)
18位:ジョシュ・スコット(宇都宮ブレックス)491本(49試合出場)
19位:スコット・エサトン(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)486本(55試合出場)
20位:ニック・ケイ(島根スサノオマジック)474本(60試合出場)
大差をつけて堂々の首位に輝いたジャック・クーリーは、キャリアハイとなる736本を記録し、2年ぶり3回目のリバウンド王に輝いた。琉球の初優勝には、インサイドを支えた大黒柱の活躍が欠かせない要素だった。
2位には658本でスティーブ・ザックがランクイン。Bリーグデビューとなった今シーズン、秋田で全60試合に出場したアメリカ出身ビッグマンは、得点とリバウンドで平均ダブルダブルを記録すると、アシストも平均4.5本をマークし、日本での1年目から存在感を発揮した。
3位のジョン・ムーニーは657本を記録した。2度の延長戦にもつれたファイナル第1戦では敗れたものの、44分15秒の出場で26得点22リバウンド4ブロックというモンスタースタッツを残した。
また、チャールズ・ジャクソンは629本で4位となったが、その内オフェンスリバウンドが246本となり、クーリーの300本に続く2位となっている。さらに、トリプルダブルを量産したペリン・ビュフォードは551本で8位となったが、ディフェンスリバウンドだけに絞ると、483本でリーグトップの数字を残した。
1位:ジャック・クーリー(琉球ゴールデンキングス)12.7本(58試合出場)
2位:コフィ・コーバーン(新潟アルビレックスBB)12.3本(49試合出場)
3位:ジョン・ムーニー(千葉ジェッツ)12.2本(54試合出場)
4位:カイル・オクイン(三遠ネオフェニックス)11.5本(37試合出場)
5位:スティーブ・ザック(秋田ノーザンハピネッツ)11.0本(60試合出場)
6位:アラン・ウィリアムズ(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)10.7本(19試合出場)
6位:チャールズ・ジャクソン(横浜ビー・コルセアーズ)10.7本(59試合出場)
8位:ブライス・ジョンソン(富山グラウジーズ)10.4本(33試合出場)
9位:シェック・ディアロ(京都ハンナリーズ)10.1本(59試合出場)
10位:ジョシュ・スコット(宇都宮ブレックス)10.0本(49試合出場)
11位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)9.9本(58試合出場)
12位:イヴァン・ブバ(滋賀レイクス)9.6本(26試合出場)
12位:ライアン・ロシター(アルバルク東京)9.6本(55試合出場)
14位:ジョシュア・スミス(富山グラウジーズ)9.5本(46試合出場)
14位:ペリン・ビュフォード(島根スサノオマジック)9.5本(58試合出場)
16位:ジョシュ・ホーキンソン(信州ブレイブウォリアーズ)9.3本(56試合出場)
17位:デビン・オリバー(横浜ビー・コルセアーズ)9.2本(60試合出場)
18位:セバスチャン・サイズ(アルバルク東京)9.1本(60試合出場)
18位:ヤンテ・メイテン(三遠ネオフェニックス)9.1本(12試合出場)
20位:ショーン・ロング(レバンガ北海道)9.0本(59試合出場)
20位:ジョナサン・ウィリアムズ(ファイティングイーグルス名古屋)9.0本(52試合出場)
リバウンド王のクーリーが平均リバウンドでも1位となると、2位にはジャマイカ出身で現在23歳のコフィ・コーバーンが名を連ねた。213センチの長身を持ち、学生時代はアメリカのイリノイ大学で活躍したコーバーンは、新潟へ加入1年目から平均12.3本と高いパフォーマンスを発揮した。
なお、帰化選手を除く日本人選手の最高位は、秋田の中山拓哉となった。ガードポジションながら平均4.4リバウンドで80位、合計262本で59位を記録し、全60試合を戦い抜いた。
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