2023.10.22

河村勇輝「僕たちのバスケットができた」…失点を抑えた横浜BCが王者・琉球を撃破

ホームに詰めかけたファンに勝利を届けた河村[写真]=B.LEAGUE
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 10月21日、横浜ビー・コルセアーズは今シーズン初のホームゲームを横浜国際プールで行い、昨シーズンの王者である琉球ゴールデンキングスと対戦した。

 横浜BCはクラブ過去最多入場者数となる5116人の声援を後押しに、第1クォーターからリードを奪うと、42-30と2ケタリードで試合を折り返す。さらに、第3クォーターでは河村勇輝が10得点を挙げて琉球を突き放し、最後は89-66で勝利を飾った。

 この試合ではジェロード・ユトフが19得点8リバウンド、河村が17得点5アシスト3スティール、デビン・オリバーが16得点8リバウンド、キング開須藤昂矢が12得点をマークし、チーム全体でバランス良く得点を重ねた。

 エースの河村は、「昨シーズンから積み上げてきたディフェンスであったり、失点を抑えて勝つというプランは試合を通してすごくできていました。結果として66失点に抑えられたことは、やはり僕たちのバスケットができたのだと思います」と、試合後にクラブをとおして語った。

第3クォーターにはギアを上げ、得点を量産した[写真]=B.LEAGUE

 琉球は今季すべての試合で80得点以上を記録し、開幕4連勝を飾っていたが、横浜BCは河村が強調したディフェンスから試合の主導権を握り、大きな白星を手にした。

 それでも、相手は昨シーズンの王者。22日開催の第2戦は、より厳しい試合になることが予想されるが、河村は連勝へ向けて気を引き締めた。

「明日、琉球は修正して、今日以上の強度で戦ってくると思います。僕たちはそれ以上にチャレンジャー精神を持って、明日も勝つことにより、今日の勝ちがまた意味のあるものになると思うので、いい準備をしたいです」

 注目の第2戦は、22日の14時5分から、横浜国際プールでティップオフだ。

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