2023.10.15

河村勇輝が30得点10アシストも今季初黒星の横浜BC「成長できなければチャンピオンにはなれない」

アウェーでハイパフォーマンスを披露した河村[写真]=B.LEAGUE
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 10月14日、Bリーグの第2節が各地で行われ、横浜ビー・コルセアーズ群馬クレインサンダーズとアウェーで対戦。横浜BCは公式ホームページをとおして、試合後のコメントを伝えている。

「100失点は我々がやりたいことではないです。特に前半での54失点から自分たちらしさを見失いました。群馬は開幕節で2つ負けて、今回はホーム開幕節。相当アグレッシブに来ることは想定できていました。これに対してさらに上をいくべきでしたが、後半のアグレッシブさを40分間続けられるか、最初からトーンをセットして最後まで続けられるか。この部分においては、まだまだこれからだなと思いました」

 そう敗戦を振り返ったのは青木勇人ヘッドコーチ。ハイスコアリングな展開となった試合では、ケーレブ・ターズースキーの20得点を筆頭に、群馬の計5選手に2ケタ得点を奪われ、91-100で今シーズン初の黒星を喫した。「長いシーズンの中で、負けることは必ずあります。この負けをどうやって自分たちで学んでいくかです」。

河村が奮闘するも開幕3連勝とはならず[写真]=B.LEAGUE

 この試合で30得点10アシスト3スティールとチームをけん引した河村勇輝は、「100点取られてしまったら自分たちの勝ちゲームにはならないです。強度の高いディフェンスを40分間保ち、相手をロースコアに抑えて勝つことが自分たちのバスケットだと思っています。(今日の試合は)相手にバランス良く、いろんな選手に点を取られてしまいました」と反省点を口にしつつ、チームの目指すべきスタイルを明言。

 それでも、河村は「長いシーズンの中では負けることもあります。これをきっかけに成長できるチームにならなければ、チャンピオンにはなれないです。明日の試合に向けて、もう一度ディフェンスの部分を確認していい準備をしたい」と力強く語り、第2戦へ気持ちを切り替えた。

 また、「終始追いかける展開になりましたが、それでもチームとして崩れずついていきました。負けはしましたが、チームの雰囲気は悪くないです」と語った西野曜は、「アウェーにもかかわらず、たくさんのファン・ブースターが駆けつけてくれてうれしかったです。これからも皆さんとともに戦っていきます」と、オープンハウスアリーナ太田に集ったファンへ向けて感謝のメッセージを送った。

ベンチから9得点を挙げた西野[写真]=B.LEAGUE

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