2024.01.02
12月23日から開催された「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が29日に閉幕。男子の部は昨年王者の開志国際高校やインターハイを制した日本航空高校が準々決勝で姿を消す波乱の展開となった。決勝のカードは、福岡第一高校と福岡大学附属大濠高校。この“福岡対決”を福岡第一が制し、4年ぶりの優勝に輝いた。
本稿ではウインターカップ2023における1試合個人アシストランキングを紹介する。今大会は、トップ3の3選手がそれぞれ2試合づつランクインし抜きん出たスキルを全国に示す結果となった。男子1回戦から決勝までにおける、1試合あたりの個人アシストランキングは以下の通りとなっている。
■ウインターカップ2023 男子1試合個人アシストランキング
1位:13アシスト 大道一歩(日本航空高校/3回戦・新田高校戦)
2位:12アシスト 深見響敏(美濃加茂高校/1回戦・延岡学園高校戦)
3位:11アシスト 崎濱秀斗(福岡第一高校/1回戦・仙台大学附属明成高校戦)
4位:10アシスト 深見響敏(美濃加茂高校/準々決勝・福岡大学附属大濠高校戦)
5位:9アシスト 崎濱秀斗(福岡第一高校/準決勝・藤枝明誠高校戦)
5位:9アシスト 大道一歩(日本航空高校/準々決勝・土浦日本大学高校戦)
5位:9アシスト 北條勇吹(土浦日本大学高校/準々決勝・日本航空高校戦)
5位:9アシスト 齋藤翔太(土浦日本大学高校/準々決勝・日本航空高校戦)
5位:9アシスト 原田正心(別府溝部学園高校/2回戦・育英高校戦)
5位:9アシスト 中田直希(福島東稜高校/1回戦・県立宇部工業高校戦)
1位に輝いたのは、日本航空の大道一歩が3回戦で記録した13アシスト。準々決勝で記録した9アシストも5位に入っていることに加え、それぞれの試合で得点も2ケタをマークしている。ラストイヤーの3年生を抑え、安定したパフォーマンスで首位に輝いた大道。来年こそ、最高学年として日本航空を夏冬制覇へと導いてくれるだろう。
2位は1回戦で12アシストをマークした深見響敏(美濃加茂)。深見も準々決勝で記録した10アシストが4位にランクインしている。首位に輝いた大道と同じく2年生であることから、来年はチームとしての躍進、歴代個人記録の更新も期待したいところだ。3位は、今大会1番の注目を集めた崎濱秀斗(福岡第一)で11アシスト。準決勝の9アシストも5位に刻まれ、福岡第一4年ぶり優勝の立役者となった。
同率5位には9アシストで6選手が並んだ。なかでも土浦日本大学の大道一歩、北條勇吹は準々決勝でそれぞれ9アシストをマーク。インターハイ王者・日本航空を相手に力を合わせたプレーで躍動し、劇的勝利に貢献している。
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