2024.06.28
B1東地区の秋田ノーザンハピネッツは4月9日、タナー・ライスナーと双方合意の上で2023-24シーズンの選手契約を解除したと発表した。
アメリカ出身で現在28歳のライスナーは、201センチ104キロのパワーフォワード。ヨーロッパのトップリーグでキャリアを積み、今シーズン途中の昨年12月に秋田へ加入すると、ここまでレギュラーシーズン34試合に出場。1試合平均13.9得点7.2リバウンド1.2スティールの活躍を見せていた。
しかし、3月31日のサンロッカーズ渋谷戦で脳震とうを発症し、先週末に行われた第30節の宇都宮ブレックス2連戦を欠場。早期回復の目処が見込めず、リーグの規約により3月18日以降はインジュアリーリスト(IL)に登録することができないため、このタイミングで選手契約を解除することになったという。
なお、秋田はライスナーとの契約解除と同時に、約1カ月間負傷離脱していたパワーフォワードのアンジェロ・チョルをILから抹消したことも発表。契約解除となったライスナーは今シーズン最後までチームに帯同する予定とのことで、今シーズンの残り10試合はチョルがコート内、ライスナーがベンチ外からチームを支えることになった。
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