2024.12.30

川崎の米須玲音がデビュー2戦目にして10アシスト…「オフェンスもディフェンスももっとできる」

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 12月29日、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズン」のB1リーグ第15節が各地で開催され、川崎ブレイブサンダース茨城ロボッツに89-78で勝利した。川崎としては10連敗からの脱出直後に訪れた、今シーズン初の連勝。そして、その勝利に花を添えたのが米須玲音の活躍だ。

 試合序盤から出場時間を与えられた米須は、速攻の際の正確なロングパスや味方のカットインに合わせるアリウープパスなど、計10アシストを記録。自ら3ポイントなども沈め、約22分のプレータイムで3得点2リバウンド10アシストをマークした。

 日本大学から特別指定選手として加入した米須は前日のGame1でデビューを果たし、試合後には「これから慣れていって自分の強みであるアシストだったり、課題である得点力の部分で成長していければと思います」とコメントしていたが、2戦目にしてその“強み”は十分に発揮されていたと言えるだろう。

 そんな米須はGame2終了後にもコメント対応し、「昨日は5分くらいのプレータイムでしたが、思い描いていたようなプレーができませんでした。今日は、自分の得意なロングパスだったりがプラスに働いていい流れで試合を進められて最終的には勝つことができたので良かったと思います」と自身のプレーへの手応えと勝利への喜びを口にした。

 またオフェンスに関しては「オフェンスではロングパスやピックからのパスが目立ったのではないかと思います」と自己分析。一方でディフェンスに関しても「プレッシャーというよりは相手の外国籍選手に対して手を広げて自由にドライブさせないようにだったり、そういうところを自分の中で意識してプレーしていました」とコメント。

 最後には「オフェンスもディフェンスももっとできると思っているので試合を重ねて成長していければと思います」とインカレMVP&アシスト王である自負、そしてあくなき向上心を感じさせる言葉で締め括った。

 多くのファンの期待に応える活躍でチームの勝利に貢献した米須。このまま川崎を上昇気流に乗せる存在となれるか、2025年も若き司令塔の活躍に注目が集まる。

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