
2024.09.26
レギュラーシーズン上位8チームによる「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」がいよいよ幕を開ける。本稿ではチャンピオンシップの出場チームを紹介。1チーム目はクラブ史上最速で地区優勝を決めた宇都宮ブレックスをピックアップする。
指揮官との突然の別れに直面しながらも、宇都宮ブレックスは2年連続で東地区1位の座を守り抜いた。
2024-25シーズンはケビン・ブラスウェル新ヘッドコーチが就任。オフェンスではトランジションを意識した素早い展開を掲げ、1試合あたりの平均得点(84.5)とポゼッション数(71.9)、100回攻撃した場合の平均得点を示すオフェンシブレーティング(117.6)は今まで以上に上昇した。
今季は3ポイントシュートによる得点も特徴的で、試投数はリーグ1位となる平均34.1本を記録。成功率においてもリーグ2位の35.7パーセントと高い数値を誇る(※スタッツは第35節終了時点)。190センチで司令塔を担う小川敦也の台頭、40歳を迎えたシーズンで“不動のスタメン”に返り咲いた竹内公輔の存在もあり、ビッグラインナップも引き出しの1つ。レギュラーシーズンでは伝統の堅守と勢いのある攻撃で白星を重ねた。
年明けには悲劇が襲った。1月にブラスウェルHCが緊急手術を受け、入院のためチームを離脱。一日も早い回復を願っていたが、2月24日に訃報が届いた。
シーズン開幕前、ブラスウェルHCは言った。「常に成長し続けるチームにしていきたい」。
バトンを受け継いだジーコ・コロネルHC代行は、「成長し続けることができた」ことを東地区優勝の要因に挙げ、「まだまだ完璧ではありませんが、優勝するためには3チームを倒さなければいけません。それぞれ異なるバスケットをするチームに対して、我々はいろんな攻め方や崩し方を準備していきたい」と語る。
宇都宮にとって最初にして最大の難関ともいえるのがクォーターファイナルだろう。昨シーズンの悪夢がよぎる中、同じ場所で逆に勢いをつけられるか。1年前の悔しさを糧に3度目の頂点を目指し、燦然と輝く優勝トロフィーを、指揮官が見守る天へと掲げる。
オフェンスとディフェンスの両面で存在感を高めた高島[写真]=B.LEAGUE
昨季からメンバーがほぼ変わらない宇都宮の強さを語る上で、若手の存在を無視するわけにはいかない。エースの比江島慎は言う。
「若手の成長がチームとしての課題でしたが、今は自分たちの武器になっています。みんな自信を持ってプレーしていますし、チャンピオンシップでも十分戦力になる」
その筆頭株が高島紳司だ。
豊富な運動量を誇る24歳は、ディフェンスでは遠藤祐亮と並ぶ“エースキラー”になりつつある。長い手足を生かして一目散にルーズボールに飛び込み、チームに流れを引き寄せる働きにも期待したい。
オフェンスでもカギを握る存在だ。対戦相手はD.J・ニュービルと比江島を優先で抑えてくる。その中で、高島が確実にノーマークの3ポイントを沈めることができれば、より勝利に近づくはずだ。
文=小沼克年
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