2024.06.04
11月8日、各地でB1リーグ第7節が開催され、宇都宮ブレックスはホームでレバンガ北海道を迎え撃った。
第1クォーターから24-11とリードをつかんだ宇都宮は、第2クォーターでも16-10とリードを拡大。第3クォーターに入ると、アイザック・フォトゥのペイントアタックを中心に得点を重ね、ディフェンスでは失点を「8」に抑える好守備を披露。最終クォーターは互いに点を取り合う展開となったが、最終スコア74-44で宇都宮が快勝を収めた。
試合後の会見に出席した佐々宜央ヘッドコーチは「(試合序盤は)純粋に一対一で攻めるところが良かった」と語り始め、少し噛み合わない部分もあったと振り返りつつも、「いろんな組み合わせでも攻撃できるきっかけを作れた」と第4クォーターについてコメントしている。
また、この試合で叩き出した44失点はB1チームの最少失点記録を更新。堅い守りを実現したポイントに、佐々HCは中野司の得点を抑えた点を挙げている。「先週末、FE名古屋(ファイティングイーグルス名古屋)との試合で非常に当たっていたので。打たせちゃった部分もありましたけど、そこを抑えていたのが良かったのかな」。
トランジションで起点となる島谷怜、ミドルジャンパーを武器に持つ寺園脩斗に楽なプレーをさせないこともプランに組み込んでいたと話す佐々HC。主力のデモン・ブルックス、ドワイト・ラモスが試合に出なかった点にも触れつつ、「今日いた北海道の選手の特徴は消してくれたと思います」と、自チームの選手たちをねぎらった。
同じく会見で試合を振り返った高島紳司も、「個人個人の特徴を抑えることが重要という話になっていた」とディフェンスの方針をコメント。20分42秒と個人として比較的長いプレータイムが与えられたなかで、「自分ができた部分も、できなかった部分もあるので、もっと長くなったとしても精度が良くなるよう意識していきたい」と意気込んだ。
第7節を終え、9勝3敗で東地区2位と好調なスタートダッシュに成功している宇都宮。第8節は敵地の富山市総合体育館に乗り込み、富山グラウジーズと激突する。
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