2025.05.02

柏木真介にかつての同僚らが労いの言葉…苦楽をともにした高島一貴は「ずっと大切な思い出」

キャリアの半分を三河で過ごした柏木/写真は2023年4月[写真]=B.LEAGUE
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 5月1日、現役引退を発表した元日本代表の柏木真介へ、かつてのチームメイトたちから反応が寄せられた。

 北海道出身で現在43歳の柏木は、183センチ83キロのポイントガード兼シューティングガード。東海大学付属第四高校(現:東海大学付属札幌高校)、中央大学を経て、2004-05シーズンに日立サンロッカーズ(現:サンロッカーズ渋谷)でトップリーグデビューを果たすと、2006年からアイシンシーホース(現:シーホース三河)に移籍する。三河在籍時には5度の天皇杯優勝やリーグ制覇に貢献するなど、チームの中心選手として活躍した。

 Bリーグ開幕後は名古屋ダイヤモンドドルフィンズ新潟アルビレックスBBでもプレーし、今シーズンは三河から同じ愛知県をホームとする三遠へ期限付き移籍。レギュラーシーズンは57試合中14試合に出場し、1試合平均6分36秒のプレータイムで同1.4得点を挙げている。

 8年間にわたり、柏木と三河で苦楽をともにした高島一貴シーホース三河U18コーチ)は、自身のXアカウント(@kazuking30_futa)を更新。引退発表の投稿を引用する形で「素晴らしいキャリアでした。そしてそのキャリアの中で一緒にプレーできたことは僕の誇りです! ともに過ごした時間は、これからもずっと大切な思い出。間違いなく、柏木真介という存在があったから、僕は長くプロ選手としてプレーすることができました。本当にお疲れ様でした」と、かつての同僚へ労いの言葉をかけた。

 2014-15シーズン、三河のNBL優勝に貢献した喜多川修平越谷アルファーズ@kitashu10)も「ルーキーだった僕に本当にたくさんのことを教えてくれました。 チームが変わってもいつも気にかけてくださって本当に感謝しています。 寂しいですが、最後までワギさんらしくプレーしてください! 今度カツ丼奢ります」と投稿。新人時代から続く柏木との縁に感謝をつづっている。

 また、昨シーズンに三河へ加入し、現在は岐阜スゥープスでプレーしている卜部謙信(@SundevilsU)もSNSを更新。「自分が小学生のとき、日本代表で柏木さんがプレーしているのを覚えています。昨シーズン、三河に加入したとき、柏木さんは怖い人かな?と思ってましたけど、関わると凄くいい人でプレーでは若い人に負けないくらい動く、、とても尊敬してました。1シーズンですが、お世話になりました」と、柏木へのへの想いを記した。

 そして、卜部とともに三河へ入団した石井講祐(@k_ishii27)も「一緒のチームでプレイさせてもらって、ご飯を食べたあとコンビニに行くと日用品まで後輩に奢ってあげている優しい先輩ということがわかりました。日本のバスケット界発展のために、素晴らしいキャリアをありがとうございました」と投稿し、柏木の優しい一面を伝えている。

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