2022.07.01

愛媛オレンジバイキングス、庄司和広氏が指揮官に就任「より良い方向へ導いていきます」

愛媛の指揮官に就任した庄司氏[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 愛媛オレンジバイキングスは1日、庄司和広氏がヘッドコーチに就任したと発表した。

 埼玉県出身で現在48歳の同氏は、1997年から2013年まで選手として活躍し、引退後指導者へ転身。2016年に高松ファイブアローズ(現香川ファイブアローズ)のアシスタントコーチに就任し、2016年から指揮した新潟アルビレックスBBでは中地区優勝を果たすなど実績を残した。

 2020年に愛媛の指揮官となるが、選手への暴力行為や暴言がパワーハラスメントと認定され、3カ月間の職務停止処分を受けた。その後復帰し、昨シーズンは愛媛でアシスタントコーチを務めた。

 庄司氏は就任に際し、クラブを通じてコメントを発表。「初めに私が起こしてしまった2020-21シーズンの行為で、苦しい思いをした選手、スタッフ、関係者の方々に対しましてこの場をお借りして今一度、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「昨シーズン学んだことを最大限生かして、今シーズンは一人の人間として、コーチとして、チームのために尽力し、クラブを支えて頂いている皆様のために、チームをより良い方向へ導いていきます」と語った。

 また、愛媛の開大輔代表取締役社長は、「庄司氏自身には個別で面談を実施していく中で、真摯に反省し、変わる努力を怠らず改めて起こした事象の大きさなどを感じ取った」と説明。「今回の決定において様々なご意見があることは承知しております。最終的には、クラブの責任・判断で行いましたが、その決定、判断に至る際に、Bリーグにも報告・相談・共有し、面談も実施頂きました」と話した。

愛媛オレンジバイキングスの関連記事

B2の関連記事