2023.05.04

山形がライコビッチHCとの契約満了を発表…「皆さまのことはこれからもずっと心の中であり続ける」

山形との契約満了が発表されたライコビッチHC[写真]=B.LEAGUE
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 5月4日、山形ワイヴァンズはミオドラグ・ライコビッチヘッドコーチとの契約が5月末日をもって満了となることを発表した。

 セルビア出身で現在52歳のライコビッチ氏は、1995年に指導者としてのキャリアをスタート。母国のクラブや世代別代表を指揮したのち、2017年に富山グラウジーズのヘッドコーチに就任した。その後西宮ストークス、東京八王子ビートレインズを経て2020年に山形の指揮官となり、就任3年目の今シーズンは26勝34敗でB2東地区6位の成績を残した。

 今回の発表に際し、同氏はクラブ公式HPを通して以下のようにコメントしている。

「まず初めに、吉村社長、佐藤GMそして、クラブ運営に関わるすべての皆さまに、3年間HCとしてチームを率いることを信じて託してくださった事に感謝いたします。
 そして、ボランティアの皆さま、ブースターの皆さまの常日頃のサポートありがとうございました。 私たちは勝利の喜びや負けの悲しみを共有できたと思いますし、皆さまが自分たちを新しい成果に向けて進み続ける力を与えてくれました」

「ともに働くことができる機会があったすべての選手、そして、ついて来てくれた、サポートしてくれたスタッフにも特別な感謝を伝えたいです。
 そして、最も親しい仲間であるACのライアンのハードワークと素晴らしいコミュニケーションに感謝をしたいと思います。たくさんのラーメンをともに食せたこと、非常にうれしかったです。
 そして、私も、私の家族も山形の皆さまが両手を広げ受け入れてくれたことにも、とても感謝しております。皆様のことはこれからもずっと私たちの心の中であり続けるでしょう!」

「私たちはともに常に高い目標を持った強いクラブを創り上げることができたと思います。
 初年度はプレーオフ初出場、3年で76勝、クラブで築いてこれたいくつかの記録は私の誇りのほんの一部です。
 選手が最大限の可能性を発揮し、練習ごとに成長できるようにすることは、常に私の優先事項の1つでした。 今シーズンのプレーオフはあと1勝足りず、でしたが、山形のブースターに素晴らしいバスケットボールを観戦する機会を与え、リーグで最も強くて最も裕福なクラブに対して多くの勝利を収めることができてうれしく思います。 クラブは成功への道を歩み続け、B1に到達するための次のステップを踏み出すと確信しています!
 またお会いするときまで! 愛を込めて」

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