2023.06.12

山形ワイヴァンズが村上駿斗の退団発表…「最も充実したシーズンになりました」

山形を退団することが発表された村上 [写真]=B.LEAGUE
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 山形ワイヴァンズは6月12日、自由交渉選手リストに公示していた村上駿斗が退団することを発表。すでに新天地は決定しており、後日移籍先より入団が発表されるという。

 地元・山形出身で現在27歳の村上は、185センチ85キロのポイントガード兼シューティングガード。山形南高校からスラムダンク奨学生として渡米し、2015年に山形でプロキャリアをスタートさせた。

 その後、広島ドラゴンフライズライジングゼファー福岡と渡り歩き、2020-21シーズンには滋賀レイクスターズ(現:滋賀レイクス)でB1デビュー。翌2021-22シーズンに山形へ復帰し、2022-23シーズンは55試合の出場で、1試合平均10.2得点3.5アシストと、キャリアハイのシーズンを過ごした。

 退団が決まった村上は、これまでのキャリアを通じて支えてくれた関係者や選手に感謝を示しつつ、自らも指導にあたっていた同クラブのジュニアチームにも言及し、「練習のたびに上達していくみんなの姿を見ることかでき、指導がとても楽しかったです。みんなが楽しそうに、がむしゃらにバスケットをする姿をみて、試合の疲れも吹っ飛びました」と山形で過ごした日々を振り返った。

 また、「一度チームを離れた私に、プレーする機会を与えてくださった吉村社長、佐藤GMにも、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました。この2シーズンは私のキャリアの中で、最も充実したシーズンになりました」と謝辞を述べた。

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