2023.06.05

B2福島が前さいたま・加藤嵩都と契約…震災契機に発足「ゆかりのあるチーム」

熊本時代の加藤嵩都 [写真]=B.LEAGUE
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 B2リーグの福島ファイヤーボンズは6月5日、B3リーグ・さいたまブロンコスを退団した加藤嵩都と2023-24シーズンの新規選手契約を締結したと発表した。

 宮城県出身で現在23歳の加藤は、178センチ74キロのポイントガード。明星大学在学中だった2022年1月に特別指定選手として熊本ヴォルターズに加入すると、今シーズンはさいたまとプロ契約を結び45試合に出場。1試合平均9.0得点、同2.4リバウンド、同4.2アシストをマークした。

 今回の発表に際して、仙台出身の加藤は「福島ファイヤーボンズは、東日本大震災を契機に発足したチームとして、僕にゆかりのあるチームです」と、クラブと自身のルーツにも触れつつ、「福島に元気と夢と感動を届けたいというファイヤーボンズの想いに強く共感しています」とコメント。

 プロキャリアのステップアップを前に、「プロバスケットボール選手になった僕が地域貢献にどう役立っていけるか、今から考えるだけですごく胸が熱くなります。まずはプレーで魅せられるように頑張ります。B1目指し共に頑張りましょう。よろしくお願いします」と意気込みを語り、ファンに共闘を呼びかけた。

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